FXの深研究

   テクニカルトレードのアイデア&テクニックを紹介!

MT4&MT5

2023/3/24

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2023/3/20

利食いや損切りに役立つポジション決済系MT5インジケーター7選!

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2023/3/20

トレンド方向を判定するMT5インジケーター9選!

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2023/3/18

レジスタンス&サポートラインを表示するMT5インジケーター6選!

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2023/3/18

追加|チャートパターン自動検出のMT5インジ5選!トライアングル,123,ガートレーなど  

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2023/3/15

重要な高値安値に水平線を引くMT5インジケーター5選!

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MT4&MT5

2023/3/10

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ハイロー取引の攻略

2023/3/8

ヘッド&ショルダーズ・トップ(ボトム)を使ったハイロー取引の攻略法!

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【FX】200日移動平均線の見方や手法をいろいろ紹介!

 

この記事では、200日移動平均線見方や手法を紹介します!

200SMAや200EMAをお使いの方は、ぜひお試しください。

1.200SMAの基本

200日SMAは、約1年の終値の平均価格であり、長期トレンドの把握に役立つトレンド指標で、機関投資家も注目しています。

デイトレードやスイングトレーダーの多くが200日移動平均線を見ており、200日移動平均線の方向転換や価格のブレイクアウトは、大きな価格変動を引き起こします。

基本ポイント

  • 200日移動平均線は上昇トレンド時にサポートライン、下降トレンド時にレジスタンスラインとして機能します
  • 特に200日移動平均線が上向き上昇時は、サポートラインとして機能し易く、下向き下降時はレジスタンスラインとして機能する傾向があります
  • 200MAを価格が反発することなく勢いよくブレイクアウトすると、その方向に相場が一気に動くことが多いです

 

 

2.200MAの実践的な使い方

200期間移動平均線を価格が越えると、現在のトレンドが終了し、反対方向に新たなトレンドが発生するシグナルと考えられていますが、

このときの20MAや50MAの状況で、そのトレンドが成功する確率は異なります。

たとえば、上のチャートのポイントA・Bでは、ローソク足が200MAを上抜けたとき、20・50MAは200MAを超えていません。

このような20・50MAと200MAのゴールデンクロスを伴わない上昇トレンドの始まりは、トレンド発生に懐疑的な市場参加者が多く、上昇が継続しにくいです。

また、20MAのみ200MAとゴールデンクロスするも、50MAは200MAを超えていないケースは、上昇トレンドの発生がやや失敗しやすいです。

 

ちなみに、下のポイントでは、価格と20MAが200MAを下抜けて下降トレンドが発生するも、200MA下でもみあい、50MAがその直後に200MAを下抜けて長期トレーダーのトレンドフォローが入ることで、下降トレンドが大きく動き出しました

このように、20MA<200MA<50MAでは、下降トレンドの勢いが弱く、安値更新できずもみ合うケースが見れらるので、このタイミングで早まって売りを仕掛けるのは危険です。

 

補足

トレンド1波だけでなく、初押し・戻しでの移動平均線や価格の位置関係にも注目しましょう!

ポイントABCは、次の理由により初押し目買いや初戻し売りを仕掛けるのは危険です。

Ⓐ:初戻しで50MAが200MAを下抜けておらず、またローソク足が200MAを少し超えている
Ⓑ:初押し目でパーフェクトオーダーを形成するも、20MAや50MAで反発していない
Ⓒ:初戻しで200MAで反発下落するも、20・50MAが200MAより上にある

それに対してポイントDでは、初押し目時に20MA>50MA>200MAの順に並び、またローソク足が50MA上できれいに反発しています。

 

また、移動平均線のクロスの角度(MAの傾き)でも、トレンド発生の成功確率が異なります。

下のチャートのように、トレンド発生時の20MA・50MA・200MAのラインの傾きがほぼ同じのは理想的で、トレンドは力強く上昇しやすいです。

 

逆に、トレンド発生時の移動平均線のクロスの角度が大きい(20・50MAと200MAの傾きが大きく乖離)場合、価格の動きが突発すぎてトレンドフォローが入りにくく、トレンドが継続しにくい傾向があります。

 

また、次のチャートのように、トレンドが発生した直後に調整相場へ移行することもあります。

このように、移動平均線のクロスの角度が大きいときは初押し目・戻りで仕掛けるのは危険で、トレンド方向に継続するかどうか確かめてから仕掛けるのがベターです。

 

3.200MAを中心とするレンジ相場

200期間移動平均線のラインの傾きの変化で、トレンドからレンジ相場へ移行するタイミングをすばやく捉えることができます。

 

200SMAが水平になっている局面は、売買の攻防が激しく価格は乱高下し、レンジ相場を形成する傾向があります。

特に、取引に十分なボラティリティがあり、200SMAを中心に価格が一定範囲で上下に振動してレンジボックスを形成している場合は、逆張りトレードが可能です。

上のチャートのポイントAでは、200MAが水平に推移し、20・50MAが200MAにからみついています。

 

もうひとつ例を見てみましょう。

上のチャートでは、200MAが下向き→水平に転換して、下降トレンドからレンジ相場へ移行しています。

このレンジ内での20・50MAを見ると、じりじりと上昇しています。

これはレンジ内で買いのパワーが蓄積されており、レンジは最終的に上方向にブレイクアウトする可能性が高いと考えられます。

 

他にも、ローソク足が200期間移動平均線を何度も上下に大きく行き来する相場は方向感が不安定な荒れた相場になります。

突発的な急騰・急落など、予測しにくい値動きが発生しやすく、またレンジの上限・下限水準が一定ではないため、トレードはできる限り避けるべき相場環境です。

上のチャートでは、20・50MAが200MAより下で推移しており、このレンジ相場は全体的に売り圧力がかかっていると判断できます。

そのため、レンジ下限での逆張り買いは危険であり、200MAを超えた上昇スパイクの反転急落を狙った逆張りが有効です。

エントリーポイント

高値圏での長い上ヒゲの発生は、相場が反転するシグナルであり、ポイントA・B・Cは200MAへの回帰を狙った逆張り売りを仕掛けます

 

4.20MAと50MAが絡みあうレンジ相場の対処法

20MAと50MAが隣接して水平推移したり、絡み合っている場面もレンジ相場になります。

上の下降トレンドでは、20MAと50MAの距離が徐々に縮小してトレンドの勢いが減衰し、下降トレンドの中盤において200MA下でレンジを形成しました。

ポイントA

20MAを上抜けて50MAで2回反発下落が入り、売り派の動きが見られますが、安値を更新できず高値を切り上げました。

また直前に、この下降トレンドで初の20MA上反発上昇が入り、買い派の相場を押し上げようとする動きも見られます。

この下落力の低下と上昇力のプチ増加により、買い売りのパワーバランスが拮抗し、レンジへ移行すると予想されます。

 

50MAと重なっていた20MAが下方向に乖離し始めると、下降トレンドの再開になります。

ローソク足が20MAで反発下落したら、戻り売りを仕掛けるチャンスになります。

 

次のチャートでは、下降トレンドの終盤で20MAと50MAが隣接し、横ばいの動きを形成しています。

こういったトレンド終盤でのレンジは、上方向にブレイクアウトすると、勢いよく200MAを上抜け、そのまま上昇トレンドに転換しやすいです。

ブレイク4波での押し目が買いを仕掛けるポイントです。(このポイントでは、20MA>50MA>200MAでパーフェクトオーダーを形成しています)

ブレイク2波では、ローソク足と20MAが200MAを超えていますが、50MAがまだ200MAを超えておらず、パーフェクトオーダーが完成していません。

上で述べたように、この時点では上昇トレンドが騙しの可能性があるので、買いで仕掛ける強い根拠がない場合はここでの仕掛けは見送りましょう。

 

また、下のチャートでは、上昇トレンド初期において、200MA上でレンジを形成しています。

200MAがレンジに隣接しており、200MAが強力なサポートラインとして価格を何度も下支えています。

そのため、下方向のブレイクアウトは200MAの妨害により失敗しやすく、何度か200MAで反発して下値の硬さを確かめると、最終的にトレンド方向にブレイクアウトします。

 

5.200MAを使ったシンプルな順張り手法

次に200MAを使ったトレンドフォロー手法を紹介します。

 

買いバージョン

  1. 5分足、15分足、1時間足の200SMAが上方向を向いているのを確認します
  2. 5分足ローソク足が高値安値を切り上げ、前日高値やピボットポイントなどの重要レジスタンスラインをブレイクアウトしたら買いエントリー
  3. 20SMAや50SMAの反発上昇で買い増しを行い、200SMAを下抜けるまでポジションを保有し続けます。5分足終値が200SMAを下抜けたら上昇トレンド終了と判断して全ポジションを手仕舞います

このようにトレンドフォロー手法では、200MAをトレンドフィルターとして利用すると勝率を高めることができます。

特に上の手法のように複数時間足で価格が200MAの上にあるとき買いが有効で、200MAの下にあるとき売りが有効です。

 

 

6.トレンドを支えるメインMAを把握しよう!

トレンドの初押し目・戻しが入った移動平均線は、その後のトレンド相場でも注目され、押し・戻しが入る傾向があります。

たとえば、下の下降トレンドでは、初戻しが20MA下で発生しています。

そのため、その後の下落相場でも20MAがレジスタンスラインとして機能しやすく、戻り売りを仕掛けるテクニカル水準として利用できます。

そして、20MAで戻りが入らず50MAに到達すると、下降トレンドの勢いが低下していることを示唆しています。

今回のように、50MAで反発下落してもトレンド方向に大きく動かずもみあい相場に移行することがあるので要注意です。

 

また、20MAがメインのトレンドでは、50MAの水準が戻り売りの損切水準を置く候補になります。

そして、トレンドの進行に連動して50MAも下落していくので、この50MAに沿ってトレーリングストップを動かして利益を伸ばすこともできます。

※トレーリングストップで何度も損切水準を動かすのが面倒な方は、20MAと50MAのデッドクロスで利益確定する方法がおすすめです。

 

次のように、初押し目が50MA上で入っているケースでは、その後の上昇トレンドでは50MAで押し目が入りやすく、

10MAや20MAなど短期移動平均線では押し目が成功しにくいです。

そのため、50MAでの価格の反発に絞って押し目買いを仕掛けましょう!

 

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