この記事では、MT4やMT5で使える一目均衡表のインジケーターを9つ紹介します!
目次
基準線と価格のクロスを矢印で表示するインジ
まずは、MT4で使える一目均衡表のインジケーターを4つ紹介します。
これは、一目均衡表の基準線のみチャートに表示し、基準線と価格がクロスしたポイントに矢印が表示されます。
矢印のみ表示したい場合は、色設定の「#2」をNoneにしてください。
また、クロスが発生するとアラートで知らせてくれます。
また次のインジケーターも、基準線と価格のクロスで矢印が表示され、アラートでクロスの発生を知らせてくれるのに加え、価格と基準線の領域を色塗りします。
複数通貨ペアの、複数時間足の一目均衡表を表示するインジ
これは複数通貨ペアの、複数時間足(1分足~日足)の一目均衡表の状態をパネル表示します。
見方
- KUMOFutur:緑=上昇雲 赤=下降雲
- PRICECrossKJ :緑=価格が基準を上回る 赤=価格が基準線を下回る
- PRICEBoKumo:緑=価格が雲を上回る 赤=価格が雲を下回る
- CHIKOU X Kijun:緑=遅行スパン>基準線 赤=遅行スパン<基準線
- CHIKOU Bo Kumo:緑=遅行スパンは雲の上 赤=遅行スパンは雲の下
- Tenkan - Kijun:緑=転換線>基準線 赤=転換線<基準線
※白色は2つのラインが同値、またはラインが雲の中にあることを示します。
例:CHIKOU Bo Kumo:白=遅行スパンが雲の中にある
通貨ペアは最大10個で、設定で変更できます。
複数時間足の雲の状態を監視できるインジ
これは各時間足における、現在価格と雲(先行スパンA・B)の位置関係を表示します。
ボックスの色、価格と雲の位置関係を表します。
- 青:価格が雲の上にある(先行スパンA・Bの上にある)
- 黄:価格が雲の中にある(先行スパンA・Bの間にある)
- 赤:価格が雲の下にある(先行スパンA・Bの下にある)
テキストは、先行スパンAと先行スパンBの位置関係を表します。
- L:先行スパンA>先行スパンB(上昇トレンド)
- E:先行スパンA=先行スパンB(ノートレンド)
- L:先行スパンA<先行スパンB(下降トレンド)
複数時間足の一目均衡表を表示するインジ
これは複数の時間足のチャート(一目均衡表つき)をサブウィンドウに表示します。
また、次のいずれかのシグナルが発生したときにアラートが鳴るようにすることもできます。
アラート条件
- 価格が雲(先行スパンA・B)とクロス
- 転換線と基準線がクロス
- ローソク足が確定したとき
※チャートの背景が白のときは、設定の「Backgroundcolor」をNoneにしてください
次に、MT5で使える一目均衡表のインジケーターを3つ紹介します!
雲だけ表示するインジ
これは、一目均衡表の雲だけを表示することができます。
基準線や転換線を非表示にしたい方におすすめです。
基準線のみチャートに表示するインジ【アラート機能つき】
これは、一目均衡表の基準線のみをチャートに表示します。
ローソク足終値が基準線を超えると、基準線の色が変化し、またアラートで知らせてくれます。
基準線はトレンド方向を把握するのに役立つラインであり、基準線と価格のクロスはトレンドの転換を示唆します。
基準線と転換線の間を塗りつぶすインジ
これは基準線と転換線の2本のラインを表示します。
価格と基準線や基準線の囲まれた領域を塗りつぶすことができ、トレンドの開始・継続・終了を視覚的に把握するのに役立ちます。
上のチャートでは、価格~転換線の領域を塗りつぶしています。(価格>転換線は青色、価格<転換線は肌色)
塗りつぶすオプション
価格~転換線の領域
価格~基準線の領域
転換線~基準線の領域
塗りつぶしなし
また、現在の基準線と転換線の数値を、チャート画面右下にラベル表示できます。
また次のMT4インジケーターでも、価格~転換線、価格~基準線、転換線~基準線の領いずれかの領域をハイライトしてくれます。
ハイライトしたい領域は、設定の「Select:Fill mode」で指定し、色の設定の「#2」と「#3」で色を変更できます。