この記事では、TradingView(トレーディングビュー)でローソク足の統計情報を解析するインジケーターを8個紹介します!
目次
1.陽線や陰線が連続出現する確率
このインジケーターは、陽線や陰線が連続出現する確率をパネル表示します。
陽線が2本連続して出現する確率や、陰線が5本連続して出現する確率を調べることができます。
また、最新のローソク足上に陽線や陰線の出現比率が表示されます。
PERCENTAGE BARS SAME DIRECTION
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2.包み足やATRを超える足の出現確率
このインジケーターは、ローソク足約5000本における次の7本のローソク足パターンの出現確率を表示します。
はらみ足 包み足 陽線 陰線 ATR(14期間)を超える足 ATR(14)×2を超える足 ATR(14)×3を超える足
[RS]Bar Pattern Statistics Tool
3.指定範囲での統計データ
このインジケーターは、指定した範囲における次の6つの情報を表示します。
- Mean:指定範囲での価格の半値
- Normalized Range:分散値 ※指定範囲での価格の広がり
- Percentage Change:価格の変化率 ※スタート時の終値を基準とした、終了時の終値の変化率
- Average Volume:平均出来高
- Number of Gaps:発生したギャップの数
- Correlation:指定した通貨ペアとの相関係数 ※1に近いほど正の相関が高く、-1に近いほど負の相関が高いです
※範囲の指定は設定の「スタート」と「End」で変更できます。
ローソク足のバー番号を調べたい場合は、カーソルをそのローソク足に合わせるとインジケータータイトルの右に数値が表示されます。
4.ローソク足の統計情報をパネル表示するインジ
このインジケーターは、次のローソク足の統計情報をパネル表示します。
- 陽線や陰線の連続出現本数の平均値、中央値、最大値
- ローソク足の終値や始値が、真の値幅の1/3より上にあるか、1/3より下にあるか、中央付近にあるか
5.5つのオシレーターの数値をパネル表示するインジ
このインジケーターは、次の5つのオシレーターの数値を現在時間足と上位足でパネル表示します。
MACD RSI モメンタム ストキャスティクス CCI
また、各オシレーターのシグナル線(期間9のEMA)やヒストグラム(=オシレーターとシグナル線の差)の数値も表示されます。
さらに、前回値と比べて数値が上昇した場合は「▲」が、減少している場合は「▼」、変化なしの場合は「=」が表示されます。
Indicator Panel MTF (MACD, RSI, Momentum, Stoch, CCI)
6.ローソク足の長さの詳細データ
このインジケーターは、現在のローソク足の6つのデータを表示します。
- ローソク足の長さ(高値-安値)
- ローソク足の実体の長さと、ローソク足全体に占める実体の割合
- 上ヒゲの長さ
- 下ヒゲの長さ
- 上ヒゲ+実体の長さ
- 下ヒゲ+実体の長さ
- 出来高
7.月別の陽線出現確率【上昇しやすい月は?】
このインジケーターは、各月毎に月足チャートで陽線が出現する確率を直近5年間で計算表示します。
買いを仕掛けるのに適した月を調べるのに役立ちます。
8.1日のレンジ幅を直近8日間パネル表示するインジ
このインジケーターは、1日の相場のレンジ幅(最高値-最安値、または始値-終値)のデータを当日から7日前の日までパネル表示します。
前日と比べてレンジ幅が拡大している日はパネルの色が緑色に、前日と比べてレンジ幅が縮小している日はパネルの色が赤色になります。
相場のボラティリティの推移を調べたいときに役立ちます。