この記事では、TradingView(トレーディングビュー)で使えるRCIのインジケーターを13個紹介します!
目次
1.RCIインジケーター
これは、RCIのラインを1本サブウィンドウに表示するシンプルなインジケーターです。
RCIの期間は、設定の「Interval」で変更できます。
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2.3つの期間のRCIを表示するインジ
このインジケーターは、異なる期間の3本のRCIをサブウィンドウに表示することができます。
下のカナダ円チャートでは、9期間、26期間、52期間のRCIが表示されています。
設定
また次のインジケーターも、3本のRCIをチャートに表示できます。
3.平滑化RCI
このインジケーターは、移動平均線を利用してRCIを平滑化したスムーズドRCIを3本チャートに表示します。
下のチャートのように、スムーズドRCIは通常のRCIより滑らかな動きになります。
平滑化を行う移動平均線の期間は、設定の「Smooth」で変更できます。
4.10本のRCIを表示するインジ
このインジケーターは、RCI10本をサブウィンドウに表示します。
各RCIの期間やラインの色、表示の有無は設定で変更できます。
5.上位足のRCIを表示するインジ
このインジケーターは、現在の時間足のRCI1本と、同じ期間の異なる時間足のRCI2本を表示できます。
下のカナダ円30分足チャートでは、30分足、1時間足、4時間足の9期間RCIを表示しています。
設定
RCI Length:RCIの期間
RCI 2,3 Period:2本目と3本目のRCIの時間足
Display bgcolor:RCI3本が80レベルを上抜ける、または-80レベルを下抜けた領域をハイライトします
また下のインジケーターでも、同じ期間の異なる時間足のRCIを3本表示できます。
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6.現在の時間足のRCI3本&上位足のRCI3本を表示するインジ
このインジケーターは、現在の時間足のRCI3本に加え、上位足の3本のRCIを同じサブウィンドウに表示することができます。
下のユーロ円5分足では、5分足RCI3本と1時間足RCIを表示しています。
上位足のRCIの期間や時間足は、設定で個別に変更できます。
7.CCI&RCI&ストキャスティックスRSI
このインジケーターは、CCI3本とRCI3本、ストキャスティックスRSIを同じサブウィンドウに表示します。
MTF機能も搭載されているので、上位足のCCIやRCI、ストキャスティックRSIを表示することもできます。
yutas_CCI+RCIS+StochRSI_ver.free
8.RCIを使って2つの通貨ペアの相関係数を測定するインジ
これは、RCIを利用して2つの銘柄の相関関係を測定するインジケーターです。
下のユーロ円チャートでは、ユーロ円とドル円の相関関係を表すRCIが表示されています。
このRCIは-1~+1の間で変動し、+1に近いほど2つの銘柄は正の相関関係が高く、-1に近いほど負の相関関係が高いことを示します。
設定
シンボル:相関関係を調べる銘柄を入力
期間:RCIの期間
Spearman Rank Correlation Coefficient
9.RCIとRSIを3本ずつ表示するインジ
このインジケーターは、RCIとRSIをそれぞれ3本サブウィンドウに表示できます。
RCIとRSIの各時間足を変更することができ、またRSIが買われすぎ水準・売られすぎ水準を超えると背景色が変化します。
RSI/RCI3TripleTimeframe+VixFearInverseBottom
10.3本のRCIの向きで背景色が変化するインジ
このインジケーターは、3本のRCI(短期・中期・長期)の向きで背景色が変化します。
3本のうち2本が上向きなら緑色に、3本のうち2本が下向きなら赤色に、3本ともフラットなら黒に背景色が変化します。
RCI 3 Lines + Short/Middle/Long RCI line as Background Color
11.短期&長期のRCIシグナル&アラート
このインジケーターは、短期RCIと長期RCIを使った次のシグナルが発生すると、丸マークがチャートに表示されます。
これはトレンド相場での押し目買い・戻し売りシグナルとして活用できます。
- 買いシグナル:長期RCIが長期判定Highラインを超え、短期RCIが短期判定Lowラインを下回ったとき
- 売りシグナル:長期RCIが長期判定Lowラインを下回り、短期RCIが短期判定Highラインを超えたとき
長期・短期判定Highラインの初期値は80、長期・短期判定Lowラインの初期値は-80で、設定で個別に変更できます。
またこのシグナルをアラートで知らせることもできます。
※関数alertconditionの条件でアラートを有効化するには、次の3つの手順を行う必要があります。
- インジケーターを現在のチャートに適用
- アラートの作成画面を開く
- アラート条件を選択して、「作成」をクリック