この記事では、TradingViewで人気の改造オシレーターインジケーターを8個紹介します!
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目次
1.スーパートレンドオシレーター
このインジケーターは、価格とスーパートレンドの差で作成したオシレーターで、買われすぎ・売られすぎ状態を把握したり、市場環境がトレンドまたはレンジのいずれかであるかを識別したり、価格とスーパートレンドのクロスを予測するのに役立ちます。
このオシレーターは-100から100の間で振幅し、次のような見方があります。
- 0レベル以上=価格がスーパートレンドを上回っている、0レベル未満=価格がスーパートレンドを下回っている
- -50から50の範囲で振動しているとき、レンジ相場または調整相場を形成しています
- 100を超えるとき上昇の勢いが強く、-100を超えるとき下降の勢いが強いです
また、オシレーター上に表示されたZigZagの方向でトレンド方向を確認できます。
さらに、このオシレーターの平滑化ラインやこれらの2つの差の平滑化ラインも表示します。
→ SuperTrend Oscillator [LuxAlgo]
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2.トレンド除去リズムオシレーター
このインジケーターは、短期サイクルを測定するDPOの振幅をジグザグ化して、相場の長期サイクルのトップ・ボトムを特定します。
サイクルの隣接する高値2点や安値2点の距離(ローソク足本数)が表示されるので、相場の波に共通のリズムがあるかを確認して、サイクルの周期性を見つけるのに役立ちます。
たとえば、30の倍数(30、60、90…)の数値が繰り返し見られるときは、30の倍数がサイクルの周期性を支配していると推測できます。
→ Detrended Rhythm Oscillator (DRO)
3.出来高の過熱感を示すオシレーター
このインジケーターは、価格と出来高を組み合わせたオシレーターで、計算式は以下のとおりです。
- 価格が上昇傾向にあり、出来高が増加→出来高をオシレーター値に足す
- 価格が下降傾向にあり、出来高が減少→出来高をオシレーター値から引く
- 価格のトレンド方向と出来高の増減が逆行している→出来高をオシレーター値に加えない
また、オシレーター上に表示した標準偏差バンドは出来高の過熱感を示す水準になります。
→ Short-term Volume And Price Oscillator [LazyBear]
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4.センチメントオシレーター
このインジケーターは、ブル派とベア派それぞれの市場センチメントを測定するオシレーターです。
青い線がブル派のセンチメントで、赤い線がベア派のセンチメントを表し、2本の線は鏡像関係にあります。
より数値が高い線が支配側のセンチメントで、50%を超えるのはブル派とベア派のパワーバランスが崩れたことを意味します。
→ Average Sentiment Oscillator
5.GMMAオシレーター
このインジケーターは、GMMA(複合型移動平均線)の短期MA群と長期MA群のパーセンテージ差を表示します。
このオシレーターとシグナル線のクロスは、短期MA群がトレンド方向から反転して長期MA群に近づくときに発生するため、トレンド転換や調整相場移行への早期シグナルになります。
→ GMMA Oscillator v1 by JustUncleL
6.パラボリックオシレーター
このインジケーターは、ローソク足終値からパラボリックSAR値を差し引いて、その結果を正規化したオシレーターで、-100から100の範囲で振動します。
SARオシレーターが100レベルや-100レベルに到達すると、パラボリックSARと価格のクロスが発生するため、SARオシレーターが100レベルや-100レベルに接近することで短期トレンドの転換を予測するのに役立ちます。
→ Parabolic SAR Oscillator [LuxAlgo]
7.トレンド除去価格オシレーター
これは、設定した期間の移動平均線を基準(0レベル)として価格と移動平均線の距離を表示するオシレーターで、トレンドのサイクルを分析するのに役立ちます。
8.プレミアムストキャスティクス
このインジケーターは、ストキャスティクスを0レベルを基準に正規化し、さらに2重指数移動平均線(DEMA)を使用して平滑化することで、短期的な価格変動に対する感度を高くした改良型ストキャスティクスです。