この記事では、トレンド方向を判定するMT5インジケーターを
目次
1.通貨の強弱からトレンド方向を判定するインジケーター
このインジケーターは、8つの通貨の強さを移動平均線とADXを利用して測定します。
通貨の強さは、チャート左上のパネルに上から強い順に表示されます。
また、通貨の相対的な強さからトレンド方向を判定し、サブウィンドウに各通貨ペアのトレンド方向を矢印で示します。
2つの通貨間の強さの差が4.0を超えると、強いトレンドに入る兆候になり、しばらくの間一方向に動く可能性が高いです。
上矢印は上昇トレンド、下矢印は下降トレンド、矢印が表示されないときはノートレンドになります。
2.パラボリックでトレンド方向を確認できるインジケーター
このインジケーターは、複数時間足のトレンド方向をパラボリックSARと現在価格の位置関係で確認できます。
現在価格がパラボリックSARの上にあるとき上昇トレンドと判定して上矢印が表示され、現在価格がパラボリックSARの下にあるとき下降トレンドと判定して下矢印が表示されます。
→ TrendBar
おすすめ順張り手法:FXぷーさん式 トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝
3.Easy Trend
このインジケーターは、4本の移動平均線とピボットポイントを利用してトレンドの方向を判定します。
- 青色の線:上昇トレンドの形成中
- 黄色の線:上昇トレンドの終わり、または深い調整相場への移行
- 赤色の線:下降トレンドの形成中
- 緑色の線:下降トレンドの終わり、または深い調整相場への移行
- 矢印:トレンド方向の押し・戻しのエントリーポイント
4.ADXトレンド判定
このインジケーターは、ADXが20レベル以上のときトレンドが発生したと判定して、チャートに移動平均線を表示し、ADXが20レベルを下回るときレンジ相場と判定して、移動平均線が非表示になります。
また、移動平均線の色はトレンドが強まったときに緑(上昇トレンド)や赤(下降トレンド)に変化します。
関連:【MT5】トレンドの強さや発生・転換を判定するインジケーター7選!
5.MACDトレンド判定【MTF】
このインジケーターは、MACDのシグナルを利用して各時間足のトレンド方向を確認できます。
シグナルは次の3つから選べます。
- 上昇トレンド=MACD線が0レベルを上抜ける、下降トレンド=MACD線が0レベルを下抜ける
- 上昇トレンド=MACD線がシグナル線を上抜ける、下降トレンド=MACD線がシグナル線を下抜ける
- シグナル①とシグナル②の両方
6.トレンド方向で色が変化するハルMA
このインジケーターは、方向に応じてラインの色が変化するハル移動平均線をチャートに表示します。
また、ハル移動平均線の向きが変化したり、方向転換する可能性が高いときにアラートで知らせてくれます。
7.Trend Signal Multitimeframe
このインジケーターは、現在の価格がN本前のローソク足終値より高いのか低いのかでトレンドの方向を判定して、各時間足でトレンド方向をパネルに表示します。
また、各時間足で現在の価格がN本前のローソク足終値より何ピップス乖離しているかも確認できます。
→ Trend Signal Multitimeframe mt5 FREE
※デモ版はユーロドルでのみ使用可能です
8.トレンドの強さ
このインジケーターは、トレンドの強さを波形で表します。
青色のバーは上昇の強さを、赤色のバーは下落の強さを数値化したもので、たとえば青色のバーの数値が赤色のバーより大きいとき上昇トレンドが発生しています。
Ⓐ:青色バーと赤色バーがともに小さいとき→方向感のレンジ相場
Ⓑ:青色バーが急騰して、上昇トレンドが発生
Ⓒ:赤色の大きなバーが発生するも直後にそれを上回る3本の青色バーが発生しており、トレンド転換ならず上昇トレンド再開
Ⓓ:価格が上昇するも青色バーは前回上昇波の数値と比較して小さく、上昇トレンドの終わりが近い可能性が高い→青色バーの最大値を超える赤色バーの連続発生で下降トレンドに転換
バーとバーの間の距離が短くなり始めると、波がその傾向を失い始めたことを意味します。
9.トレンドモニター
これは移動平均線の角度からトレンド方向のモメンタムを測定したインジケーターで、トレンド発生やトレンド転換の発見に役立ちます。
ー見方ー
・0レベルを上抜ける:下降トレンドから上昇トレンドへの転換
・上昇トレンドでの弱気のダイバージェンス:深めの調整相場、またはトレンド転換を示唆
・最高値の更新:上昇トレンドが加速