この記事では、トレンド方向が簡単にわかるMT4インジケーターを5つ紹介します!
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目次
1.トレンドモニター
このインジケーターは、移動平均線の角度からトレンドのボラティリティを計算したオシレーターで、トレンドの発生や終わりを認識するのに役立ちます。
見方
- 0レベルを上抜ける:下降トレンドから上昇トレンドへの転換
- 上昇トレンドでの弱気のダイバージェンス:深めの調整相場、またはトレンド転換を示唆
- 最高値の更新:上昇トレンドが加速
おすすめ順張り手法:FXぷーさん式 トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝
2.スキャルシグナル付きオメガトレンド
このインジケーターは、メインライン(太い線)がトレンドの方向を示し、トレンドの押しの下限や戻しの上限を表します。
また、メインラインを価格がブレイクアウトするとトレンドの反転を示唆し、順張りポジションの損切り位置やトレーリングストップ位置としても利用できます。
もう1つの細いラインはスキャルピングトレードに利用できるラインで、トレンド方向のラインブレイクやラインの反発は順張りスキャルの仕掛けタイミングです。
3.トレンドとレンジを識別するインジケーター
このインジケーターは、現在の相場がトレンドとレンジいずれかであるかを識別します。
- 0.5以上:上昇トレンドが発生
- 1に到達:上昇トレンドの勢いが強い
- -0.5~0.5:レンジ相場や調整相場に移行
期間を変更することで、検出するトレンドやレンジのスケールを変更できます。
期間を100以上にすると、長期トレンドや長期レンジ相場を検出できます。
TradingViewにもトレンド検出インジケーターがいろいろあるのでよければお試しください。
→ TradingView|トレンド相場を自動検出するインジケーター11選!
4.MACDでトレンド方向を判定するインジケーター【MTF】
このインジケーターは、MACDを利用して複数時間足(1分足~日足)のトレンド方向を確認できます。
MACDヒストグラムが正のとき上昇トレンド、MACDヒストグラムが負のとき下降トレンドと判断します。
→ MT Rider
5.2本のSMAの傾きでトレンド方向を判定するインジケーター
このインジケーターは、2本の単純移動平均線の方向に基づいてトレンドを判定してローソク足の色が変化します。
下のチャートでは、短期移動平均線(5SMA)と中期移動平均線(35SMA)が上向きのときローソク足が緑色、2本のSMAが下向きのとき赤色、2本のSMAの方向が一致しないとき灰色に変化しています。