この記事では、VWAP(出来高加重平均価格)のTradingViewインジケーターを14個紹介します!
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目次
1.MTF VWAP
このインジケーターは、日次、週次、月次、四半期、および年次のVWAPをチャートに表示します。
また次のインジケーターも複数時間足のVWAPをチャートに表示します。
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2.トレンド判定つきVWAP
このVWAPインジケーターは、バンド内部の色でトレンドの有無を識別できます。
価格がVWAPの上部バンドを超えると上昇レンドが発生していると判定してバンド内部が緑色になり、価格がVWAPの下部バンドを超えると下降レンドが発生していると判定してバンド内部が赤色になり、価格がバンド内部で推移しているときはレンジ相場と判定してバンド内部がオレンジ色になります。
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3.ローリングVWAP&アンカーVWAP
このインジケーターは、VWAPの開始点が1日の始まりではなく現在のチャートの左端のローソク足として計算して、VWAPや平均価格をチャートに表示します。
そのためチャートをスクロールしたりズームイン、ズームアウトするとVWAPが再計算されます。
また次のインジケーターは、設定で指定した日時をスタート地点とするVWAPをチャートに表示します。
チャートに表示された垂直線を動かすことで、VWAPのスタート地点を変更できます。
→ Multiple Anchored VWAP [Morty]
4.VWAPキャンドル
このインジケーターは、VWAPの価格データを使ってローソク足を作成します。
1時間足や4時間足、日足での使用が推奨されています。
5.マルチVWAPレベル
このインジケーターは、複数時間足(日次,週次,月次,年次)のVWAP水準や当日や前日、今週、先週、今月、先月の各始値終値高値安値の水準をチャートに表示します。
→ MTF Key Levels - Support and Resistance
6.VWAPオーバーシュート
このインジケーターは、VWAPの標準偏差バンドを価格がブレイクアウトして、さらにRSIが買われすぎ(または売られすぎ)の領域でダイバージェンスを形成すると矢印マークがチャートに表示されます。
相場の行き過ぎを狙った逆張りのポイントとして利用できます。
7.VWAPボリンジャーバンド
このインジケーターは、VWAPを中心とする標準偏差バンドをチャートに表示します。
ボリンジャーバンド同様に各バンドはレジサポラインとして機能します。
また次のインジケーターは、デイリーVWAPボリンジャーバンドだけでなく、ウィークリーVWAPボリンジャーバンドなど複数時間足のバンドをチャートに表示することができます。
他にも次のインジケーターは、垂直線で指定した日時をスタート地点として等間隔(設定のVWAP期間で指定)で標準偏差バンドつきVWAPを表示します。
→ VWAP Bands - Event Based [LuxAlgo]
8.価格とVWAPの距離
このインジケーターは、0レベルを中心としてVWAPと価格の差をパーセンテージで表します。
→ VWAP oscillator [upslidedown]
また次のインジケーターは、現在価格とVWAP値の距離を次の計算式で表示します。
計算式 = ( 終値 - VWAP ) ÷ 標準偏差
±2レベルが相場の買われすぎ・売られすぎ水準になります。
→ Z distance from VWAP [LazyBear]
9.VWAPギャップレベル
このインジケーターは、前日市場終了時のVWAPとオープニング価格の間で大きなギャップが発生すると、そのVWAPの水準に水平線が引かれます。
週明けの窓と同様にこの水準はレジサポラインとして機能し、ギャップを埋めようとする動きが見られます。
10.市場別VWAP
このインジケーターは、アジア市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場のVWAPとその標準偏差バンドをチャートに表示します。
各市場の開始時刻と終了時刻は設定で変更できます。