この記事では、MT4・MT5の複数チャートでトレンドラインや水平線、スクロールを同期するシンクロ系インジケーター3つを紹介します。
スクロール(十字カーソル)の同期インジケーター2選！
「Chart sync move」は、指定した複数のチャートを同期してスクロールすることができます。
異なる通貨ペアや異なる時間足で同期することができます。
※スクロールのスピードが速いとうまく同期できない不具合が発生するので、スクロールはゆっくり動かしてください
同期方法
- ナビゲーターの「インディケータ→Market」にある「Chart sync move」を選択して、同期したいチャートそれぞれにドラック＆ドロップして張り付ける
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
他にも、スクロール同期インジケーター「SynchroCharts」もおすすめです。
同期方法
- ナビゲーターの「インディケータ→Market」にある「SynchroCharts」を同期したいメインチャートにドラック＆ドロップする
すると、他の表示しているチャート左上に、次の2つのアイコンが表示されます。アイコンをクリックすることで、有効化することができます。
+：垂直線の同期
∞：スクロールの同期
「＋」の場合、メインウィンドウ上でのマウス上の動きに合わせて、有効化した他のチャートで垂直線が同期して動きます。
また、「∞」の場合、メインウィンドウ上でスクロールしてチャートを動かすと、有効化した他のチャートもスクロールされます。
MT4版SynchroCharts
NT5版SynchroCharts
関連 MT4・MT5｜ショートカットキーで、インジケータを表示する方法！
関連 MT4ショートカットキーを追加するインジケーター4選！
時間足や通貨ペアの同期インジ
OANDA Japanのオリジナルインジケーター「OANDA Chart Group」では、チャートをグループ化して、複数チャートの時間足や通貨ペアを一括変更できます。
参照：OANDA
設定方法
１．OANDA Japanの口座を開設する
※これはOANDAのMT4＆MT5専用インジケーターです
２．設定の「Link」で、同期したいものを選ぶ
・Symbol：通貨ペア
・Timeframe：時間足
３．チャート上に表示されるボックスに、グループ名を指定
同じグループ名を入力したチャートが同期されます
ライン・水平線・垂直線の同期インジケーター
「SynchroObjects」は、トレンドラインや水平線、垂直線を、複数の同じ通貨ペアで同期表示することができます。
また、フィボナッチ、チャネル、長方形など、あらゆるオブジェクトを同期表示することができます。
※オブジェクトを消すと、同期したチャートすべてでオブジェクトが消えます。
同期方法
- ナビゲーターの「インディケータ→Market」にある「SynchroObjects」を、同期したいチャートそれぞれにドラック＆ドロップする
MT4版SynchroObjects
MT5版SynchroObjects
複数のMT4口座を同期するツール
『MT4コピーツール』は、MT4口座の取引(裁量取引＆EA)を他のMT4口座に同期(コピー)できるツールです。
複数のFX会社で取引を分散できるので、システム障害やレート配信の停止などのリスクに対応できます！
MT4コピーツールの特徴
- 複数の口座にコピーできる
- コピー元と異なるロット数で取引できる
- コピー元と真逆の取引ができる
- 口座縛りのEAもコピーできる
※TradingViewでも、複数チャートの同期(通貨ペア、時間足、描画ツール、スクロール、十字カーソル)が利用できます
参照：OANDA
