この記事では、モメンタムのMT4インジケーターを4つ紹介します。
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モメンタム【終値の比率】
モメンタムは相場の勢いを測定するオシレーター指標で、トレンド相場やブレイクアウト相場で活躍します。
次のように、現在の価格とn本前の終値の比率で算出します。
設定
Momentum Period:モメンタムのパラメーター
また、モメンタムの基準線(100水準)にラインを表示したい場合は、レベル表示に「100」と入力してください。
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アラート機能つきモメンタム【終値の価格差】
「Momentum Histo」は、現在の価格とn本前の終値の差で算出する、モメンタム指標です。
上のチャートのように、ヒストグラム形式でモメンタムが表示されます。
また、モメンタムと0水準のクロスの発生を知らせてくれる、アラート機能(アラート音・ポップアップ画面・メール通知)も搭載されています。
設定
・indicator name:モメンタムの他に、RSI・ATR・CCIに切り替えることもできます
・indicator period:モメンタムの期間
・Level indicator:デフォルトの100.0でOK
・Applied Price for Momentum:モメンタムの適用価格
※また、TradingViewでもMTF機能つきモメンタムやモメンタムのダイバージェンスを自動検知するインジケーターが利用できます。
表示方法
インジケーター検索欄で、「mom」と入力してクリックする
モメンタムのダイバージェンスを発見するインジ
「Momentum Bullish Bearish Divergence」は、モメンタムのダイバージェンスの発生を検知するインジケーターです。
モメンタムとローソク足上に、ダイバージェンスに対応する高値(安値)2点にラインを引き、またアラート機能で知らせてくれます。
設定
・divergenceDepth:ダイバージェンスのスケール。数値を大きくすると、より大きな山・谷でのダイバージェンスを検出します
・Momentum_Period:モメンタムのパラメーター
・indAppliedPrice:モメンタムを計算する適用価格
ダイバージェンスの引き方は、次の4つのタイプがあります。
種類
・Class A:スイングハイ(ロー)での古典的ダイバ
・Class B:ClassAよりスケールの小さい古典的ダイバ
・Class C:ローソク足数本間での古典的ミニダイバ
・Hidden divergence:ヒドゥン・ダイバージェンス
ダイバージェンスの設定
・Show Class:表示したいタイプのダイバは「Yes」に、非表示にしたいタイプは「No」にします
・BullsDivColor:強気ダイバのラインの色
・BearsDivColor:弱気ダイバのラインの色
Momentum Bullish Bearish Divergence
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
MTF機能付きモメンタム指標
「SC MTF Momentum」は、上位足のモメンタム指標を表示することができるインジケーターです。
上のポンドドル5分足チャートでは、1時間足のモメンタムを表示しています。4時間足や日足のモメンタムも表示することができます。
設定
MTFの設定
・Momentum Timeframe:モメンタムを表示したい時間軸を指定
・Stepless:「true」にすると、上位足モメンタムが滑らかなラインで表示されます。「false」にすると、上位足モメンタムが段差状に表示されます
アラート設定
・Enable or Disable All Alert Functions:すべてのアラート設定を有効化したい場合は「true」に、個別に有効化したい場合は「false」にします
・Momentum Line Crossed Level 100 :モメンタムが100水準とクロスするとき、アラートがなります
・The Direction of Momentum Line is Changing :モメンタムの向きが方向転換するとき、アラートがなります