この記事では、MT5で使えるMACDのEAを4つ紹介します!
MACDと移動平均線を使った順張りEA
このEAは、次の3つの条件を満たすと買いエントリーします。
- MACD線が0水準の下で、MACD線とシグナル線がゴールデンクロスする
- このとき、MACD線の絶対値>MACD OPEN Levelを満たす
- 現在のEMA値>前回EMA値
・
買いポジションの手仕舞い(利益確定&損切り)は、次の条件を満たすと実行されます。
- MACD線が0水準の上で、MACD線とシグナル線がデッドクロスする
- このとき、MACD線の絶対値>MACD CLOSE Levelを満たす
また、指定した利食い幅やトレーリングストップ値に到達することでも利益確定されます。
関連 【FX】実践的なトレーリングストップ戦略を8つ紹介!【長所&短所】
設定
※たとえば「MACD OPEN Level=3」の場合、クロス時にMACD線の絶対値が0.03の水準を超えているかを見ます
ブレークイーブン機能つき、MACDクロスEA
このEAは、MACDのクロスでエントリーし、反対方向のクロスで手仕舞います。
フィルターとして、ローソク足が2本の移動平均線の上にある場合は買いのみ有効で、移動平均線の下にある場合は売りのみ有効です。
たとえば、上のチャートでは、MACD(126.260.90)のゴールデンクロスで買い、デッドクロスで利益確定しています。
設定
また、ブレークイーブン機能や、指定した値幅(pips)に到達するとポジションの半分を決済する分割機能も利用できます。
ポジションの数量は、ロット数で固定、またはリスク率のいずれかが選べます。
リスク率でロットを決定した場合は、「Money Management」をtrueにしてください。
関連:【MT5】RSIのEAを2つ紹介!【トレンドフィルター・ブレイクイーブン機能など】
移動平均線とMACDを組み合わせたEA
このEAは、MACD線が0水準を超えると仕掛けます。
このとき、MAがシグナルのフィルターとして利用されます。
たとえば下のトレードでは、価格が100期間MAの上にあるとき、買いシグナルが有効で、売りシグナルは無視されます。
設定
関連 【MT5】移動平均線の無料EA5選!【クロス・MACD・パーフェクトオーダー】
ナンピンもあり!2つのフィルター付きMACD EA
買いエントリーの条件は次の2つです。
- MACD線が0以下で、ゴールデンクロス
- ローソク足>移動平均線[
/st-mybox]
このとき、次の2つのフィルターがクリアしているシグナルのみトレードが実行されます。
- Indent price from MA:移動平均線と価格の距離
- Ratio of MAIN to SIGNAL:MACD線とシグナル線の比
Indent price from MAの数値を大きくすることで、エントリー時にトレンド方向に勢いよく動いているシグナルに厳選してエントリーできます。
Ratio of MAIN to SIGNALの数値を大きくすることで、MACD線がシグナル線とクロスしたあと、トレンド方向にしっかりと動いたシグナルに厳選できます。
設定
また、このEAはナンピン機能も搭載されています。
ポジションの含み損がStep lossingで指定したpips値に到達すると、その倍数のロット数(Lot coefficientで指定)で同じ方向に新規ポジションをさらに建てます。
関連:【1か月試してみた】Zulutrade(ズールトレード)の使い方や機能、口座開設方法を解説
【多機能】MACDクロスのEA
詳細は、『【MT4】MACDのクロスを利用したEAの紹介!』で解説しているのでこちらをご覧ください。