この記事では、ピンバーの発生を自動検出するMT5インジケーターを2つ紹介します。
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PinBar
このインジケーターは、ローソク足パターンの1つピンバーが発生すると、その足を上のチャートのようにマーキングします。
次の設定で、検出するピンバーの定義を自由に決めることができます。
・MinimalBarSpread:ローソク足の大きさ(=ローソク足の高値-安値)の最小値(pips)
たとえば、「MinimalBarSpread=5」では、5pipsより小さい大きさのピンバーは検出されません。
小さなローソク足も含めて、すべてのピンバーを検出したい場合は0にしてください。
・Offset:ピンバーに表示されるダイヤマークの位置の調整
数値を大きくするほど、離れた位置に表示されます
・Minimal spread/Body value:ローソク足の大きさと実体の大きさの比の最小値
・Minimal Bigger Tail/(Spread-Bigger Tali)value:長いほうのヒゲと(ローソク足の大きさーそのヒゲ)の比の最小値
「Minimal spread/Body value」の値を小さくするほど、実体の大きさがより小さいピンバーに限定して検出できます。
たとえば、「Minimal spread/Body value=2」では、実体の大きさがローソク足全体の2分の1以下のピンバーのみ検出されます。
また、「Minimal Bigger Tail/(Spread-Bigger Tali)value」の値を大きくするほど、ヒゲがより長いピンバーに絞って検出することができます。
※他の設定は、デフォルトのままでOKです
Find Pin Bars
このインジケーターも、ピンバーを自動検出して、星印で知らせてくれます。
検出するピンバーの詳細設定は上のインジとは少し異なります。
設定
・Minimum size of a candle from low to high:ピンバーの大きさ(高値-安値)の最小値
・Maximum size of the candle body relative to its shadows:長いほうのヒゲに対する、実体の大きさの比率の最小値
・Aspect ratio of the shadows :短いほうのヒゲの長さに対する、長いほうのヒゲの比率の最小値
・Position of the body relative to the previous candle:前のローソク足全体の対する、ピンバーの始値の位置(0~1で指定)
たとえば「Position of … candle = 0.25」では、ピンバーの始値は前のローソク足の4分の1(上側)を上回る、または4分の1(下側)を下回る必要があります。