この記事では、ポイント&フィギュアをチャートに表示するインジケーターなど、4つのMT4インジケーターを紹介します。
1.ポイント&フィギュア
このインジケーターは、サブウィンドウにポイント&フィギュアを表示し、さらに2本の移動平均線(SMAまたはEMA)やボリンジャーバンドをポイント&フィギュアに追加できます。
主な設定
Price_Mode:ポイント&フィギュアの計算をローソク足の終値、または高値安値のどちらにするか選択
Box_Size:新たなポイント&フィギュアを作成する値幅
Reversal_Boxes:ポイント&フィギュアが方向転換するために必要なブロック数
Max Columns:表示する列の最大数
Draw_in_Main_Window:ポイント&フィギュアをメインチャート、またはサブウィンドウのどちらに表示するか選択
また、以下のショートカットキーが利用できます。
W、S、A、D:ポイント&フィギュアの移動。左から順に下、上、右、左
Q、E:ズームイン、ズームアウト
G:グリッドの表示のオンオフ
2.プライスレイ
このインジケーターは、以下の情報から2つ選んでチャートに表示することができます。
現在の買値 現在の売値 現在のスプレッド 現在のローソク足の大きさと実体の大きさ ローソク足の残り時間
下のチャートでは、スプレッド付き売値とローソク足サイズを表示しています。
水平線の色はトレンドの方向に応じて変化します。
トレンドの方向は、トレンドラインの方向や現在の価格が上位足のローソク足の始値より高いのか低いのかで判定します。
さらに現在のトレンドだけでなく、上位足のトレンド方向に基づいて水平線の色を変化させることもできます。
ローソク足の残り時間は異なる時間足のものも表示することができます。
また、チャート右下のアラートアイコンをクリックして有効にすると、ローソク足の残り時間が設定した秒数になるとアラートやポップアップ画面で知らせてくれることもできます。
3.ATRを使った今日の相場の上限・下限水準
このインジケーターは、ATRを使って今日の相場のレンジ幅を表示します。
- レジスタンスライン=今日の始値+日足のATR
- サポートライン=今日の始値-日足のATR
4.フィボナッチチャネル
このインジケーターは、指定した期間の最高値最安値を基点とするフィボナッチリトレースメントを引きます。
デフォルトでは、今日の相場の最安値を始点に、最高値を終点にフィボナッチを引き、最高値や最安値が更新されるとフィボナッチの水準もそれにあわせて動きます。
設定の「BasisTF」で期間を変更することができ、1時間足や4時間足の最高値最安値でフィボナッチを引くこともできます。