この記事では、TradingView(トレーディングビュー)のチャートで平行チャネル(線形回帰チャネル)を表示するインジケーターを10個紹介します!
目次
1.短期~長期の3つのチャネル
このインジケーターは、直近の相場の主な高値安値をベースに線形回帰と標準偏差を使って、短期・中期・長期の3つのスケールのチャネルをチャートに表示します。
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2.アラート機能付き線形回帰チャネル
これは、アラート機能付き線形回帰チャネルをチャートに表示するインジケーターです。
価格が上下のチャネルラインやミドルラインを超えるとアラートで知らせることができます。
Linear Regression Channel with Alert
3.Linear Regression Histogram
この線形回帰チャネルインジケーターは、チャネル内部に等間隔のラインを複数表示します。
※ラインの本数は設定の「Bins Number」で変更できます
Linear Regression Histogram [LUX]
4.トレンド方向や強さをラベル表示する線形回帰チャネル
この線形回帰チャネルインジケーターは、現在の相場のトレンド方向や相場の勢いの増減をラベル表示します。
- ⇑:上昇トレンドを形成し、上昇の勢いは増加中
- ⇗:上昇トレンドを形成し、上昇の勢いは減少中
- ⇓:下降トレンドを形成し、上下落の勢いは増加中
- ⇘:下降トレンドを形成し、上下落の勢いは減少中
- ⇒:ノートレンド
また、設定の「Show Fibonacci Levels」にチェックを入れると、チャネルを基点とするフィボナッチリトレースメント23.6%、38.2%、61.8%、78.6%にラインを引きます。
関連:【FX】フィボナッチチャネルの引き方のコツ&便利な使い方3選!
さらに、チャネルを価格がブレイクアウトしたときやトレンドが発生したときに、アラートで知らせることもできます。
5.ファン付きチャネル
このインジケーターは、線形回帰チャネルの開始点の中央値を始点に、チャネルの右端を終点にファンを表示します。
このファンはチャネル内部でのレジサポラインとして機能します。
設定
マルチ:チャネルとファンの幅
Lines Per Side:ファンのライン数
Linear Regression Fan [LUX]
6.等間隔チャネル
このインジケーターは、等間隔で平行チャネルを自動描画します。
チャネルの間隔は設定の「Timeframe」で変更でき、たとえば下の30分足チャートでは1日毎にチャネルが繰り返し表示されています。
TF Segmented Linear Regression
7.OBVベースの線形回帰チャネル
このインジケーターは、OBV(オン・バランス・ボリューム)ベースの線形回帰チャネルと標準偏差ベースの線形回帰チャネルの2つをチャートに表示します。
8.チャネルの描画範囲を指定できるインジ
このインジケーターは、指定した範囲の値動きでの最適なチャネルを自動描画します。
チャネルの開始位置は「Use first bar of day as begin」のチェックを外して開始日時を入力し、チャネルの終了位置は「Use last bar as end」のチェックを外して終了日時を入力します。
※チャネル内部のミニチャネルも点線ラインで引かれます
※「Use first bar of day as begin」のチェックを入れると、チャネルの開始位置は今日の相場のオープン時刻になり、「Use last bar as end」のチェックを外すと、チャネルの終了位置は現在のローソク足になります。
Realtime Optimized Linear Regression Channel
9.RM法線形回帰チャネル
このインジケーターは、反復中央値(RM)推定量を使って線形回帰チャネルを自動描画します。
RM法と通常の最小二乗法の主な違いは、RM線の傾きが、確立された傾向から大きく逸脱するデータポイントの影響を大幅に受けないことです。
※設定の「Show Historical Broken Channel」にチェックを入れると、過去の線形回帰チャネルもチャートに表示できます
Repeated Median Regression Channel
10.予測チャネル
このインジケーターは、2つのスケールの平行チャネルをチャートに描画し、さらにピボットポイントを表示します。
設定の「Forecast trend」にチェックを入れると、短期チャネルは未完成の予測チャネルに変更されます。