この記事では、TradingView(トレーディングビュー)で通貨強弱を測定表示するインジケーターを13個紹介します!
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目次
1.通貨強弱インジケーター
このインジケーターは、次の7つの通貨の相対的な強さをサブウィンドウに表示します。
ユーロ 米ドル ポンド 豪ドル スイスフラン 日本円 カナダドル
各ラインの色や太さ、表示の有無は設定で変更できます。
2.強い順に通貨をラベル表示するインジ
このインジケーターは、8つの通貨を通貨の強い順に上からラベルを並べます。
Currency Strength Gold Methodolgy
3.トゥルー・ストレングス指標で通貨の強さを測定するインジ
このインジケーターは、4つの通貨(米ドル、ユーロ、ポンド、円)の通貨の相対的強さをトゥルー・ストレングス指標で測定します。
トゥルー・ストレングス指標(TSI)は、モメンタムの強さを示すテクニカル指標の1つで、トレンドだけでなく、マーケットの短期買いモメンタムに移動平均の遅行効果を加味することにより、買われ過ぎおよび売られ過ぎといった状況を判断できる指標になっています。
この指標はモメンタムの差別化計算という先行指標的な特徴と平均化機能という遅行指標的な特徴を併せ持っており、株価の方向性を示すとともに、マーケットの転換に同調した変化を表わす指標になっています。
4.騰落率で通貨の強弱を見るインジ
このインジケーターは、次の7つの通貨の価格の変化率(騰落率)をヒストグラム表示し、騰落率の数値はパネルで確認できます。
ユーロ ポンド カナダドル スイスフラン 豪ドル ニュージーランドドル 円
騰落率の計算期間は、設定の「MANUAL PERIOD LENGTH」で変更できます。
5.通貨ペアの変動率をパネル表示するインジ
このインジケーターは、指定した時間足での主な通貨ペアの、前回ローソク足からの価格の変化率を測定表示します。
各通貨の7つの通貨ペアの変化率を見ることで、どの通貨が強いかを調べることができます。
たとえば上のチャートでは、ニュージーランドドルは7つの通貨ペアの変化率がすべてマイナスで、変化率も他の通貨ペアと比べて大きく、8つの通貨の中で最も弱いと判断できます。
逆に米ドルは7つの通貨ペアの変化率が8つの通貨の中で唯一すべてプラスであり、8つの通貨の中で最も強いと判断できます。
6.ROCを使った通貨強弱インジ
このインジケーターは、ROCを使って各通貨の価格の平均変化率を算出し、通貨の強さを分析します。
たとえば米ドルの強さはUSDCAD、USDCHF、USDJPYのROCを加算し、AUDUSD、EURUSD、GBPUSD、NZDUSDを減算して算出します。
※さらにEMAまたはMACDを使ってスムージング化することも可能です
7.アラート機能付き通貨強弱インジ
この通貨強弱インジケーターは、最も強い通貨や最も弱い通貨が更新されたときアラートで知らせてくれます。
また、指定した2通貨の強さの差をヒストグラム表示し、ヒストグラムが0レベルを超えるとアラートで知らせるこもできます。
※主要7通貨のほかに、金、銀、石油の強さも表示できます
8.Zスコアで通貨の強さを評価するインジ
このインジケーターは、Zスコアを利用して通貨の強弱を評価します。
データ群の該当する数値から平均値を引いて、標準偏差で割ることで求めます。 これにより、このデータ群は平均が0、標準偏差が1になり、単位が異なる数値も比較することが可能となります。 このような変換を標準化や基準化とも言われ、変換した数値のことをZスコアと呼ばれます。
引用:Zスコア|GSI
計算式
Zスコア=(終値-SMA)÷標準偏差
Simple Currency Strength Measurer IV
9.通貨の平均RSIを表示するインジ
このインジケーターは、主要通貨の各RSIをサブウィンドウに表示します。
各RSIの位置関係を見ることで、どの通貨が相対的に強いか、または買われすぎ・売られすぎ状態にあるかを調べることができます。
10.通貨強弱ヒートマップ
このインジケーターは、主要8通貨の通貨強弱をヒートマップで表示します。
強い通貨ほど濃い緑色になり、弱い通貨ほど濃い赤色になります。
また次のインジケーターは、5分足、15分足、60分足、4時間足それぞれの、6つの通貨の強さをヒートマップで表示します。
11.FX Currency Strength Indicator
この通貨強弱インジケーターは、通貨の強さを測定するツールを次の6つから選択できます。
1.RSI
2.トゥルー・ストレングス指標(TSI)
3.絶対強度指数(ASI)
4.線形回帰スロープ(LRS)
5.変化率(ROC)
6.Zスコア
また、表示モードを次の3つから選べます。
1.ライン
2.列
3.エリア
FX Currency Strength Indicator
12.指定通貨をベースラインとした通貨強弱インジ
このインジケーターは、指定した通貨をベースライン(0レベル)として、他の通貨の相対的な強さを調べることができます。
ベースラインとする通貨は設定の「Baseline Currency」で指定でき、たとえば下のオージー円チャートでは豪ドルをベースラインとしてEUR、NZD、JPY、CHF、GBP、CAD、USD、GOLDが豪ドルと比べて強いかどうかを見れます。