この記事では、5分足ブレイクアウト1波の内部で順張りを仕掛ける方法を4つ紹介します。
次のようなケースで利用できます!
- レンジやレジサポラインのブレイクアウトでのエントリーを見逃した
- ブレイクアウトの成功を確認してからエントリーしたい
- ブレイクアウト1波の途中で買い増し(売り増し)したい
目次
5分足ブレイクアウト1波=1分足強トレンド
5分足のブレイクアウト1波は、1分足では勢いの強いトレンドが発生しています。
たとえば、下の5分足レンジブレイクアウト1波を1分足で詳しく見てみましょう。
1分足では、強い上昇トレンドが発生しており、押し目買いエントリーできるポイントがいくつかあります。
2つ目の例として、次の5分足レンジの下降ブレイクアウト1波を1分足で見てみましょう。
1つ目の戻しでは、安値がきれいに切り上げる5本の陽線が連続して戻しを形成しており、カウンタートレンドラインの下抜けが売りを仕掛けるポイントになります。
2つ目の戻しでは、直前の5分足で大きな下ヒゲの陰線が形成しており、ブレイクアウトポジションの手仕舞い買いによる強い買い圧力が見られ、ブレイクアウト1波が終了するサインであり、1分足での強い下降トレンドが終了する可能性が高いです。
そのため、2つ目の1分足戻しで売るのは危険で、ここはブレイクアウト2波を狙うために、5分足で戻り売りポイントを探りましょう。
関連:押し目買いのエントリータイミングを見極めるパターン7選!
ブレイクアウト直後のレジサポラインに注目!
ブレイクアウト直後に近くにレジスタンスラインやサポートラインがあると、ブレイクアウトの勢いが強いため、そのレジサポラインでもみあうことなく価格が突き抜けやすいです。
下の5分足では、レンジボックスを形成しています。
レンジ下限水準のすぐ下にピボットポイントがあり、ブレイクアウト1波で買い派の抵抗もなくあっさりと下抜けています。
ピボットポイント(=サポートライン)のブレイクアウトでも新規売りが入り、ブレイクアウト1波の勢いが増しています。
仕掛けのタイミングはピボットポイント越えでも可能ですが、できれば5分足や3分足でプルバック(ブレイクアウト直後にこの水準で反発下落)が入るのが理想的です。
プルバックが入ることで、サポートラインであったピボットポイントがレジスタンスラインとして機能していることが確認でき、ピボットポイント上に置くストップロスを保護してくれます。
今回は3分足において、長大陰線で下抜けた次の足で、上ヒゲのコマ足でプルバックが入っています。
またその下にはキリ番1.64500ドルがありますが、この水準上ではらみ足を形成し、次の陰線ではらみ足とキリ番を同時にダブルブレイクアウトしており、ここも5分足ブレイク1波内の仕掛けポイントになります。
次の5分足では、ペナントパターンのブレイクアウトが発生しました。
そのすぐ上にあるピボットポイントR1を上抜け、次の足の下ヒゲピンバーで反発上昇し、買いのエントリーポイントになります。
その後相場は再下落しましましたが、ピボットポイントR1がサポートラインとして価格の下落を食い止め、その下にあるストップロスを保護しています。
ブレイクアウト1波内部でのはらみ足は、飛び乗りエントリーのチャンス
ブレイクアウト1波内で発生したはらみ足は、飛び乗りエントリーするチャンスです。
下の5分足では、前日高値とレクタングルパターンのブレイクアウトが発生しています。
そして、四角で囲まれた3本の足を見ると、2本の足が前の足に包まれてはらみ足が2連続で発生しており、このブレイクアウトはプライスアクショントレーダーの買いによりブレイクアウト1波が加速します。
次の5分足では、フラッグのブレイクアウト1波内ではらみ足が3つ発生しています。
1つ目のはらみ足では、2つ目の足が大きな下ヒゲのピンバーで強い買い圧力が確認でき、はらみ足のブレイクアウトで上昇継続が期待できます。
それに対して、2つ目のや3つ目のはらみ足では、構成するローソク足が長い上ヒゲを持っており、上値の重さが見られ、ブレイクアウト1波の終了が近い可能性が高いです。
そのため、2つ目のや3つ目のはらみ足のブレイクアウトで買いを仕掛けるのは危険です。
5分足ブレイクアウト1波は、3分足で浅い押し・戻しを形成する
5分足ブレイクアウト1波の内部を3分足チャートで見ると、浅い押し・戻しが発生しているケースがあります。
関連:5分足トレーダー必見!3分足を使うメリットを5つ紹介!
下の5分足では、レンジボックスの下降ブレイクアウトが発生しています。
ブレイク1波内の四角で囲まれたはらみ足を3分足で見ると、浅い戻しを形成しており、戻し売りの仕掛けポイントになります。
また特徴として、5分足ブレイクアウト1波内の3分足押し・戻しは、期間5の移動平均線で反発上昇・下落する傾向があります。
具体例として、下の5分足の四角で囲まれたポイントを3分足で見てみましょう。
3分足では5EMA上で下ヒゲで反発上昇し、浅い押し目を形成しています。