この記事では、TradingView(トレーディングビュー)で使えるエンベロープのインジケーターを11個紹介します!
目次
1.3×エンベロープ
このインジケーターは、3つの%バンドのエンベロープをチャートに表示します。
また次のインジケーターは、5つの%バンドのエンベロープをチャートに表示します。
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2.エンベロープ(ピップス)
このインジケーターは、MAから指定したピップス分離れた位置にバンドを表示するエンベロープです。
下のチャートでは、10ピップスと20ピップスの等間隔でバンドを表示しています。
3.エンベロープを使ったトレンド検出インジ
このインジケーターは、エンベロープと二重指数移動平均線でトレンドの有無と方向を判定します。
現在上昇トレンドが発生している場合、エンベロープの領域は緑色で色塗られ、「Bullish」とチャート右端に表記されます。
現在下降トレンドが発生している場合、エンベロープの領域は赤色で色塗られ、「Bearish」とチャート右端に表記されます。
また、レンジ相場では「No Trend」と表記されます。
さらに、レジサポラインやトレンドラインを自動描画します。
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4.上位足エンベロープ
このインジケーターは、上位足のエンベロープを下位足チャートに表示できます。
また、ミドルバンドはSMAとEMAを切り替えることができます。
5.DMAエンベロープ
このインジケーターは、DMAをミドルバンドとするエンベロープで、エンベローブを右にずらします。
DMAは移動平均線を右にシフトしたトレンド指標で、ディナポリ手法で使われます。(参考書籍:ディナポリの秘数フィボナッチ売買法 ──押し・戻り分析で仕掛けから手仕舞いまでわかる)
Moving Average Displaced Envelope
6.ツーカラ―エンベロープ
このエンベロープインジケーターは、上部バンド~ミドルバンドの領域やミドルバンド~下部バンドの領域を色塗り表示できます。
また上位足のエンベロープを表示したり、ミドルバンドをSMAのほかにも加重移動平均線(WMA)やハルMA、VWMA、正弦加重移動平均線(SWMA)に変更することができます。
7.マルチタイプエンベロープ
このインジケーターは、次の3種類のエンベロープを表示します。
- 標準エンベロープ=ミドルバンド±ミドルバンド×パーセンテージ
- 標準偏差エンベロープ=ミドルバンド±標準偏差×係数
- ATRエンベロープ=ミドルバンド±ATR×係数
8.アラート機能付きエンベロープ
このインジケーターは、指定した%のエンベロープのバンドを価格が越えると、アラートで知らせることができます。
設定の「Percent for alert」でエンベロープのパーセンテージを指定します。
※関数alertconditionの条件でアラートを有効化するには、次の3つの手順を行う必要があります。
- インジケーターを現在のチャートに適用
- アラートの作成画面を開く
- アラート条件を選択して、「作成」をクリック
次のインジケーターは、ローソク足終値でエンベローブのバンドを外抜けると垂直線を表示し、アラートで知らせることができます。
また、ローソク足の色が出来高の大きさで変化し、出来高の大きい陽線は濃い緑で、出来高の大きな陰線は濃い赤色で表示されます。
HEYC-Bands-Strategy by Hassonya
9.ATRエンベロープ
このインジケーターは、ATRをベースとしたエンベロープです。
- 上部バンド=MA+ATR÷終値×係数
- 下部バンド=MA-ATR÷終値×係数