この記事では、TradingView(トレーディングビュー)で使えるストキャスティクスのダイバージェンスを自動検出するインジケーターを6個紹介します!
目次
ストキャスティクスのダイバージェンスを自動検出するインジ
このインジケーターは、買われすぎゾーン内や売られすぎゾーンで発生したストキャスティクスのダイバージェンスを自動検知し、そのストキャスティクスの高値(安値)にラインが引かれます。
たとえば下のチャートでは、下降トレンドの安値圏で価格が安値を切り上げ、対応するストキャスティクス安値が売られすぎ水準20%以下で切り上げており、強気のダイバージェンスが発生しています。
通常のダイバージェンスには「N」のラベルが表記され、ヒドゥン・ダイバージェンスには「H」のラベルがストキャスティクスに表記されます。
設定の「Overbought」「Oversold」を変更することで、ダイバージェンスを検知する買われすぎゾーン内や売られすぎゾーンの範囲を変更できます。
たとえば「Overbought=50」にすると、50%水準以上にあるストキャスティクスの高値がダイバージェンスの対象になります。
※上のリンクの「お気に入りインジケーターに追加」ボタンをクリックすると、お気に入りに登録され、お気に入りからチャートに表示できます
ストキャスティクス%Kのダイバ検知インジ
このインジケーターは、ストキャスティクスの%Kラインのダイバージェンスが発生すると、対応する価格の高値(安値)にラインが引かれます。
※通常のダイバージェンスには「R」のラベルが表記され、ヒドゥン・ダイバージェンスには「H」のラベルがチャートに表記されます。
設定
Stoch length:ストキャスティクス%Kの期間
Hidden Divergence:ヒドゥン・ダイバージェンスの表示の有無
Regular Divergence:通常のダイバージェンスの表示の有無
また次のインジケーターは、ストキャスティクス%Kの主要な高値(安値)をプロットしてラインで結び、ダイバージェンス(通常・ヒドゥン)が発生すると[R][H]のラベルが表示されます。
関連:MT4|ストキャスティクスのダイバージェンスを矢印&アラート機能で教えてくれるインジケーター
20~80%水準で発生したストキャスティクスのダイバージェンスを検出するインジ
このインジケーターは、ストキャスティクスのダイバージェンスの発生を自動検出します。
買われすぎ・売られすぎゾーン内だけでなく、20~80%水準で発生したダイバージェンスも検出されます。
設定
Show Bear Divergence only if Overbought:チェックを入れると、買われすぎ水準より上でのみ、弱気のダイバージェンスが検出されます
Show Bull Divergence only if Oversold:チェックを入れると、売られすぎ水準より下でのみ、強気のダイバージェンスが検出されます
関連:【TradingView】MACDダイバージェンスを自動検出するインジケーター10選!
ストキャスティクスRSIのダイバージェンスを検出するインジ
このインジケーターは、ストキャスティクスRSIのダイバージェンス(通常&ヒドゥン)を自動検出します。
また次のインジケーターも、ストキャスティクスRSIのダイバージェンスを自動検出します。
ダイバージェンスの発生はストキャスティクスRSIの%Kラインの高値(安値)で探しますが、この%Kラインの高値(安値)は次の設定で調整できます。
Pivot Lookback Right:%Kライン値が右側の%Kライン値何個と比べて高い(安い)必要があるか
Pivot Lookback Left:%Kライン値が左側の%Kライン値何個と比べて高い(安い)必要があるか
また、次の2つの設定でダイバージェンスのスケールを調整できます。
Max of Lookback Range:%Kラインの2つの高値(安値)の最大間隔をローソク足の本数で指定
Min of Lookback Range:%Kラインの2つの高値(安値)の最小間隔をローソク足の本数で指定
たとえば「Max of Lookback Range=50」にすると、%Kラインの2つの高値(安値)の間隔が50本以上の場合、そのダイバージェンスは検知されません。
また、設定で通常のダイバージェンスやヒドゥン・ダイバージェンスを強気・弱気別に表示のON/OFFを切り替えることができます。