この記事では、TradingView(トレーディングビュー)でダイバージェンスを自動検出を測定するマルチ機能インジケーターを8個紹介します!
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1.プライスダイバージェンス
このインジケーターは、次の8つの指標の中から1つを指定してそのダイバージェンスが発生すると、対応するローソク足の高値(安値)にラインを引きます。
指標の変更は、設定の「method」で切り替えることができます。
RSI ストキャスティクスRSI MACD ストキャスティクス 出来高 accumulation/distribution フィッシャー・トランスフォーム CCI
さらに設定の「Divergence maximum/minimum bar length」でダイバージェンスを形成する高値(安値)2点の最大/最小距離をローソク足の本数で制限したり、「Divergence maximum/minimum absolute price change %」でダイバージェンスを形成する高値(安値)2点の価格幅の最大/最小をパーセンテージで制限できます。
[RS]Price Divergence Detector V2
また次のインジケーターは、次の6つオシレーターの中から1つを指定すると、サブウィンドウにそのオシレーター(ダイバージェンス機能付き)を表示します。
オシレーターの変更は、設定の「Select Oscillator」で切り替えることができます。
RSI MACD ストキャスティクス マネーフロー Demand Index チャイキンマネーフロー
Multi Oscillator Divergence Indicator
※上のリンクの「お気に入りインジケーターに追加」ボタンをクリックすると、お気に入りに登録され、お気に入りからチャートに表示できます
2.インフォパネルダイバージェンス
このインジケーターは、次の6つのオシレーターのダイバージェンスを検出すると、ローソク足上にそのオシレーター名がラベル表示されます。
MACD ボリンジャーバンド%B CCI ストキャスティクスRSI ストキャスティクス RSI
各オシレーターのパラメーターは設定で変更できます。
InfoPanel Divergence Indicator
3.ダイバージェンスインジケーター
このインジケーターは、任意のオシレーターに追加するとそのオシレーターのダイバージェンスを自動検出してくれます。
下のチャートでは、RSIにこのインジケーターを追加表示して、RSIのダイバージェンスを検出しています。
追加方法
1.RSIの詳細をクリックし、「RSIにインジケーター/ストラテジーを追加」を選択
2.インジケーター欄が開くので、「Divergence Indicator (any oscillator)」を選択
Divergence Indicator (any oscillator)
4.ダイバージェンスヒストグラム
このインジケーターは、次の11個のオシレーターのダイバージェンス発生を自動検出します。
ダイバージェンスが発生した時刻にバーがサブウィンドウに表示され、バー上の数値はダイバージェンスを形成したオシレーターの数になります。
RSI、MACD、MACDヒストグラム、ストキャスティクス、CCI、モメンタム、OBV、ディオスク、出来高加重MACD、CMF、MFI
Divergence Histogram for Many Indicator
5.ダイバージェンスレジサポライン
このインジケーターは、ZigZagとダイバージェンスをベースにレジサポラインを引きます。
ダイバージェンス発見に使用するオシレーターは、次の9つのオシレーターから選択できます。
cci シャンデモメンタムオシレータ― センターオブグラビティ マネーフローインデックス roc rsi ストキャスティクス トゥルー・ストレングス指標 ウィリアムズ%R
下のチャートでは、RSIのダイバージェンスの高値安値を基点にレジサポラインを引いています。
※「⤴⤵」は通常のダイバージェンスで、「↗↘」は隠れダイバージェンスを表します
関連:TradingView|レジサポラインを引いてくれるインジケーター27選!
6.マルチダイバージェンス
このインジケーターは、次の10個のオシレーターのダイバージェンス発生を検出すると、ローソク足上にダイバージェンスの発生数を表記します。
RSI、MACD、MACDヒストグラム、ストキャスティクス、CCI、モメンタム、OBV、ディオスク、出来高加重MACD、CMF
各オシレーターのダイバージェンス検知のON/OFFは設定で変更できます。
Multiple divergences NON-REPAINT by PeterO
また次のインジケーターは、以下のオシレーターのダイバージェンスを検出すると、ローソク足上にダイバージェンスの発生数とオシレーター名を表記します。
RSI、MACD、MACDヒストグラム、ストキャスティクス、CCI、モメンタム、OBV、VWMACD、CMF
※ダイバージェンスを検出するローソク足の高値安値は、上位足のZigZagを使用します。
例:1分足→5分足ZigZag 5分足→15分足ZigZag 15分足や30分足→1時間足ZigZag 1時間足や2時間足→4時間足ZigZag
またアラートでダイバージェンスの発生を知らせることもできます。