この記事では、MT4で使えるRSIインジケーターを15個紹介します!
アラート機能やダイバージェンス検知、MTF機能などいろいろなインジケーターがあるのでぜひ参考にしてください!
RSIのアラートインジ
これはRSIのアラートインジケーターで、指定した買われすぎ・売られすぎ水準にRSIが到達すると、アラートで通知してくれます。
現在の時間足のRSIだけでなく、他の時間足のRSIもアラート設定できます!
ローソク足上に、RSIとローソク足の相対関係を表示するインジ
これは、RSIの数値をバンドと価格の位置関係をローソク足上に表すインジケーターです。
2本のバンドはそれぞれ70%・30%水準に対応しており、対応関係はつぎのとおりです。
RSIバンドの見方
- 価格が上のバンドを超える:RSIが70%水準を超える
- 価格が下のバンドを超える:RSIが30%水準を下回る
- 価格がバンドの中央付近にある:RSI≒50%
平滑化RSI
これはRSIを移動平均線で平滑化してラインを滑らかにするインジケーターで、RSIのノイズをカットしてシグナルの精度を上げることができます。
下のチャートでは、期間5のSMAでRSIを平滑化しています。
また、スムーズドRSIと50%水準のクロスでアラート音が鳴ります。
※このインジを張り付けると、バグにより数秒間だけノイズ音が発生します。
設定の「Sound」をfalseにするとアラート機能が無効化し、インジを張り付けたときにノイズ音が発生しなくなります。
RSIの過熱感で、ローソク足の色が変化するインジ
これはRSIが買われすぎ・売られすぎ状態とそうでない状態で、ローソク足の色を変化させるインジケーターです。
たとえば下のチャートでは、RSIが70%を超えた足は青色で、RSIが30%を下回った足は緑色で、そうでない足はオレンジ色で表示しています。
※このインジでローソク足を表示するために、デフォルトのローソク足を消す必要があります。
方法
- チャートをラインチャートに変更する
- チャート上で右クリック→プロパティで、ラインチャートの色を「None」に変更
2本のRSIを表示するインジ
2本の異なる期間のRSIを、1つのサブウィンドウに表示したい方はこのインジケーターがおすすめです。
下のチャートでは、14期間RSIと50期間RSIを表示しています。
2本のライン間の色は、短期RSIと長期RSIの上下関係で異なる色で表示されます。
MAつきRSIを表示するインジ
これはRSIに移動平均線を表示するインジケーターです。
サブウィンドウの右端に、RSIとMAの現在値が表示されます。
移動平均線はSMAのほか、EMAやWMAで表示することができます。
RSIとMAのクロスをシグナルとして利用したい方はよければ使ってください!
関連:【精度UP】RSIのゴールデンクロス・デッドクロスの4つの使い方!
RSIボリンジャー
これは、RSIにボリンジャーバンドを表示するインジケーターです。
RSIが±2σバンドを超え、再びバンド内部に回帰したポイントに矢印が表示されます。
RSIボリンジャーは、RSIのパターン化や逆張りシグナルとして活用できるので興味がある方はぜひお試しください!
ストキャスティクスRSI
ストキャスティクスRSIは、ストキャスティクスの計算式に、価格の代わりにRSI値を使用したオシレーターで、現在のRSI値が買われすぎ・売られすぎ状態かを分析することができます。
計算値
- ストキャスティクスRSI = (現在のRSI値 - n日間のRSIの最安値) ÷ ( n日間のRSIの最高値 - n日間のRSIの最安値 )
ストキャスティクスRSIの数値は、現在のRSI値が指定した期間の最高値安値における相対的な位置を示します。
RSI矢印を表示するインジ
このインジケーターは、RSIが指定した水準を超えると、対応するローソク足上に矢印を表示します。
RSIの30%や70%水準越えをエントリーシグナルや利食いシグナルに利用している方におすすめです。
設定
Seek Slowdown:falseにします
Bar:0=条件を満たした足に矢印が表示される 1=条件を満たした足の、次の足に矢印が表示される
Type graph:シグナルの表記方法 Arrows=矢印 Lines=垂直線
Alerts:trueにすると、RSIが指定した水準に到達すると、アラートで知らせてくれます
「Type graph=Lines」の場合
RSIとボリンジャーバンドを組み合わせた逆張りシグナルを表示するインジ
このインジケーターは、ローソク足終値がボリンジャーバンド+2σ(-2σ)バンドを超え、RSIが70%(30%)水準を超えると、その足に丸印が表示されます。
これはトレンド相場ではエントリーシグナルや利益確定シグナルとして、レンジ相場では逆張りシグナルとして活用できます。
色を変化させることができるRSI
このインジケーターでは、買われすぎ・売られすぎ水準をこえたRSIのラインの色や太さを変えることができます。
上のチャートでは、70%を超えたRSIを赤色で、30%を下回ったRSIを青色でハイライトしています。
※買われすぎ・売られすぎの水準は設定で変更できます
RSIのダイバージェンスを検出するインジ
このインジケーターでは、RSIのダイバージェンスやヒドゥン(隠れ)ダイバージェンスを自動検知します。
上のチャートのように、対応するRSIや価格の高値安値をラインで結びます。
また、ダイバージェンスの発生時にアラートが鳴るようにすることもできます。
※設定の「divergenceDepth」で、ダイバージェンスのスケールを調整することができます。
数値を大きくするほど、より離れた高値2点や安値2点でのダイバージェンスを検知することができます。
例:divergenceDepth=50
RSI Bullish Bearish Divergence
複数通貨ペアの複数の時間足のRSI値を一覧表示するインジ
このインジケーターは、複数通貨ペアの複数の時間足のRSI値を一覧表示します。
買われすぎ・売られすぎ水準をRSIがは、そのパネルの色がそれぞれ赤・緑色でハイライトされます。
また、次のインジケーターもパネル表示できます。
こちらはパネル内で通貨ペアや時間足、通貨ペア数を変更できます。
RSIの期間や買われすぎ・売られすぎ水準も各時間足で個別に設定できます。
※複数の通貨ペアのRSIをサブウィンドウに表示できるインジケーターもあります。
詳しくは→ 【全無料】通貨の強弱を測定表示するMT4インジケーター7選!
上位足のRSIを表示するインジ
上位足RSIを表示するインジケーターをお探しの方は、下記の記事で詳しく解説しているのでよければご覧ください。
【MT4】上位足のRSIを表示するMTFインジケーター5選!