この記事では、MT5で使えるRSIインジケーターを13個紹介します。
次のようにいろいろな機能があるので、気になるものがあればぜひお試しください!
目次
RSIのダイバージェンスを検知するインジ
このインジケーターは、買われすぎ・売られすぎ圏でのダイバージェンス発生を検知します。
たとえば下のドル円5分足では、30%を下回る2つのRSI安値が切り上がり&価格の安値が切り下がり、強気のダイバージェンスが発生しています。
2本のRSIの差を調べたい方におすすめのインジ
このインジケーターは、2つの異なる期間のRSIの差をヒストグラム表示します。
2本のRSIの位置関係やクロスを調べたいトレーダーにおすすめです!
関連:【精度UP】RSIのゴールデンクロス・デッドクロスの4つの使い方!
※設定の「Smoothing」で、RSIの差をSMAで平滑化することもできます。平滑化せず、生の数値を表示したい場合は、この数値を1にしてください
関連 【15選!】MT4で使えるRSIインジケーターを紹介!【アラート・矢印・MTF・ダイバ】
RSIのローソク足を表示するインジ
このインジケーターは、RSIの始値・高値・安値・終値の数値をもとにローソク足を作成します。
そして、そのRSIローソク足をもとにATRを計算し、ケルトナーチャネルを表示します。
このケルトナーチャネルのバンド外にRSIローソク足が飛び出したときは短期モメンタムが増加しているシグナルであり、中心線にはりついている局面は短期モメンタムが減少していることを表します。
RSIにエンベロープを表示するインジ
これは、RSIにエンベロープを表示するインジケーターです。
RSIとエンベロープのクロスは短期売買のエントリー&利食いシグナルとして活用できます。
このインジでは、エンベロープとのクロスの精度を上げるために、RSIの平滑化を行うことができます。
SMAやWMAで平滑化することで、RSIの軌跡が滑らかになります。
出来高を計算式に組み込んだRSI
このインジケーターは、RSIに出来高を組み合わせた指標で、価格変動と出来高の2つの観点から相場のモメンタムを測定します。
計算式
- RSIヒストグラムボリューム =( RSI値 -50)× 出来高
ヒストグラムの上下にある計4本のバンドは、買われすぎ・売られすぎの目安となります。
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MTF&アラート機能を搭載したRSI
このインジケーターは、RSIが買われすぎ・売られすぎ水準を超えたり、RSIラインが方向転換するとアラートで通知してくれます。
アラート例
・RSI Line Crossed Levels:RSIが20%・80%水準とクロスしたとき
・The Direction of RSI Line is Changed:RSIのラインの向きが転換したとき
また、上位足のRSIを表示することもでき、上位足のRSIが買われすぎ・売られすぎ水準に到達したときアラートが鳴るようにすることも可能です。
移動平均線をRSIに表示するインジ
このインジケーターは、RSIに移動平均線を表示することができます。
また、RSIが買われすぎ・売られすぎ水準を超えたときやMAとの位置関係で、RSIの色を変化させることもできます。
上のチャートでは、RSIが30%や70%を超えると、RSIがオレンジ色に変化しています。
下のチャートでは、RSIが8SMAの上にあるとき緑色、下にあるときオレンジ色に変化します。
複数通貨ペアのRSI値を監視したい方におすすめのインジ
このインジケーターは、複数通貨ペアの、複数時間足の現在のRSI値をパネル表示します。
買われすぎ・売られすぎ水準を超えた場合は、そのパネルの色がそれぞれ赤・緑色で表示されます。(デフォルトでは70%・30%)
設定
Scan Every n Seconds:何秒ごとにRSI値を更新したいか
Symbols to Display:表示したい通貨ペア名を入力
Timeframes:表示したい時間足を入力
※パネルのサイズが小さくて数値が読み取りにくい場合は、テキストサイズ(Font Size)を小さくしたり、パネルサイズの縦横の数値を大きくしてください。
Dashboard RSI Multi Time Frame
RSIボリンジャー
これは、RSIにボリンジャーバンドを表示するインジケーターです。
このボリンジャーバンドは価格ではなく、RSIの数値に基づいて標準偏差を計算し、バンドを表示します。
RSIがバンドの外にいき、再びバンド内に戻ったら、そのポイントに矢印が表示されます。
また、下のインジでは、RSIとボリンジャーバンドのクロスをアラートで知らせてくれます。
買われすぎ・売られすぎで矢印を表示するインジ
このインジは、次の2つのシグナルが発生すると、RSI上に矢印で教えてくれます。
- 買いシグナル:RSIが30%水準を上抜ける
- 売りシグナル:RSIが70%水準を下抜ける
これは、レンジ相場の逆張りシグナルやトレンド相場における利益確定シグナルとして利用できます。
RSIベースのZigZag
これはRSIの買われすぎ・売られすぎ状態にもどづいて、相場の高値安値を定義し、その高値安値を結んでZigZagのように表示します。
デフォルトでは、35%水準をRSIが下抜けると安値とカウントし、65%水準を超えると高値とカウントします。
複数インジケーターの状態を把握したい方におすすめのインジ
OANDA Japan専用MT5インジケーター「Oanda Symbol Info」は、今日の価格変化率や今日のレンジ幅に対する現在の位置を表示するほか、
各時間足における、次の10個のインジケーターの状態(強気or弱気)を一覧表示します。(青=強気、赤=弱気)
SMA EMA RSI MACD Awesome Oscillator パラボリックSAR CCI デマーカー ボリンジャーバンド 価格の変化
判定方法
- 価格>SMA→強気、価格<SMA→弱気
- RSI<30→売られ過ぎとなり強気、RSI>70→買われ過ぎとなり弱気と判断します。
- MACD>0→強気、MACD<0→弱気
- パラボリックが買いサイン→強気、パラリックが売りサイン→弱気
- ボリンジャーバンドの+2バンドを超える→買われすぎとし弱気、-2σバンドを下回る→売られすぎとし強気
2本のRSIクロスを矢印で表記するインジ
これは、2本の異なる期間のRSIがクロスしたときに、ローソク足上に矢印を表記するインジケーターです。
下のチャートでは、10期間と50期間のRSIクロス時に矢印が表示されています。
2本のRSIクロスをシグナルとして利用している方にお勧めのインジです!
ローソク足上にRSIを表示するインジ
このインジケーターは、チャート上にケルトナーチャネルを表示し、その中心線(SMA)を50%水準と見立ててRSIをローソク足上に表示します。
ケルトナーチャネルのバンドをRSIが越えると、価格が買われすぎ・売られすぎ状態と判断します。
また、次のインジでは、指定した期間の最高値・最安値をそれぞれ100%・0%水準とみたててRSIをローソク足上に表示します。
バンド内の3本の点線は、上から順に70%・50%・30%の水準と対応しています。