この記事では、RSIを使ったMT4 EAを8つ紹介します。
興味がある方はぜひ参考にしてください!
目次
RSIを使ったシンプルなEA
これは、RSIを利用したシンプルなEAです。
- RSIが買われすぎ水準を超える:買いエントリー
- RSIが売られすぎ水準を超える:売りエントリー
※各水準は設定で自由に変更できます
利食い・損切りは、指定したピップス値に到達すると実行されます。
上のチャートでは、RSIが70%水準に到達して、2回売りを仕掛けています。
利食い・損切りはともに10pipsで、1つ目の売りポジションはエントリー水準から10pips上に上昇したタイミングで損切りし、2つ目の売りポジションは10pips下落したタイミングで利益確定しています。
※ポジション保有時は利食い・損切りが実行されるまで、シグナルが発生しても新規エントリーは無効です
設定
資金管理は、固定ロット数とリスク率の2つがあります。
設定の「Money management」をtrueにするとリスク率でロット計算し、falseにすると指定したロット数で自動売買します。
エントリー時間を指定できるRSI EA
これは、RSIと指定した水準のクロスでエントリー&決済するEAです。
買いポジションの場合
- RSIが30%水準を下抜けたのち、30%水準を上抜いたら次の足の始値でエントリー
- RSIが70%水準を上抜けたのち、70%水準を下抜いたら次の足で手仕舞い
また、エントリーする時間帯を指定することができるので、次のような方にお勧めの機能になります。
- 夜中の時間帯(0時~6時)はエントリーしたくない
- 特定市場や時間帯のみエントリーしたい 例:午前中のみ(7時~12時)
設定
AllowBuy:trueにすると、買いエントリーが許可されます
AllowSell:trueにすると、売りエントリーが許可されます
StartHour:エントリーを許可する開始時間(MT4の表示時間を入力します)
EndHour:エントリーを許可する終了時間
BuyPoint:売られすぎ水準を入力
SellPoint :買われすぎ水準を入力
※MT4の表示時間と日本時間の関係は 『GMTについて知っておくべきポイントまとめ!』をご覧ください
トレーリングストップが使えるRSI EA
こちらも、RSIが買われすぎ・売られすぎ水準とクロスしたタイミングでエントリー&決済するEAです。
次の2つの機能も利用できます。
- MTF機能:上位足のRSIのシグナルで売買できる
- トレーリングストップ:損切り水準を価格の順行にあわせて自動で引き上げることができる
※トレーリングストップの設定方法は『【MT4】自動でトレーリングストップを実行してくれるEA7選!』をご覧ください
設定
※次のEAもトレーリングストップ機能を搭載したRSI EAです。
こちらは利食い・損切幅を指定でき、買いシグナル(OpenBUY)と売りシグナル(OpenSELL)を個別にON/OFFできます。
※MT4口座のEA取引を他のMT4口座にコピー取引したい方は、『MT4コピーツール』がおすすめ。
このツールは口座縛りのEAをコピー元と異なるロット数で取引できるので、指定された口座でのロット数を最小にして、別のFX会社のMT4口座で本運用することもできます!
MAとRSI、ストキャスティクスを使った順張りEA
これは移動平均線とRSI、ストキャスティクスの3つのテクニカル指標を利用した順張りEAです。
まず移動平均線でトレンド発生を認識し、RSIとストキャスティクスで押し・戻しの動きを捉え、押し目買い・戻り売りを仕掛けます。
買いルール
- 価格が移動平均線の上にある
- このとき、ストキャスティクスとRSIが同時に売られすぎ水準に到達したら買いエントリー
- 指定したピップス分価格が上下に動いたら利益確定/損切り
下のチャートでは、100MAが上向き上昇し、上昇トレンドを形成しています。
RSI(7)とストキャスティクス(9,12,18)がともに30%水準を下回ったら買いを仕掛けています。
次のチャートは、売りバージョンです。
設定
ロット数は固定制です。
また、エントリー時のスプレッドやスリッページの許容幅を設定することもできます。
他にも、ブレイクイーブンやトレーリングストップを利用することができます。
詳しい設定方法は『【MT4】ブレイクイーブンにストップロスを動かすのに役立つEA6選!』をご覧ください。
関連:【MT4】移動平均線の無料EAを6つ紹介!【クロス・ADXフィルター・RSI】
RSIと移動平均線を使った、超短期逆張りEA
これは、RSIと移動平均線を使った、スキャルピングEAです。
RSIが買われすぎ・売られすぎ領域にあるときに、価格と移動平均線のクロスで逆張り方向に仕掛けます。
エントリールール
- 買いシグナル:RSIが30%下にあるときに、ローソク足終値がMAを上抜ける
- 売りシグナル:RSIが70%上にあるときに、ローソク足終値がMAを下抜ける
ロット数は、「固定ロット数(Fixed)」「残高のx%(Balance)」「有効証拠金のx%(Equity)」から選べます。
※決済ルールは公開されていません
2本の移動平均線でフィルタリングするRSI EA
これは、移動平均線のフィルターつきRSI EAです。
2本の移動平均線の位置関係でエントリー方向を制限します。
MAを使ったフィルタールール
- 短期MA>長期MAのとき:買いシグナルのみOK
- 短期MA<長期MAのとき:売りシグナルのみOK
RSIを使ったエントリールールは、次のとおりです。
- 買いシグナル:RSIが40%水準を下抜けて反転し上抜けたら
- 売りシグナル:RSIが60%水準を上抜けて反転し下抜けたら
※2つの水準は設定で変更できます
設定の「Invert_RSI_sig 」をtrueにすると、エントリールールが次のように変更します。
- 買いシグナル:RSIが60%水準を下抜けて反転し上抜けたら
- 売りシグナル:RSIが40%水準を上抜けて反転し下抜けたら
※上のチャートでは、10SMAが50SMAの下にあるため、RSIの売りシグナルが発生したら売りエントリーします
また、マーチンゲール(負けたとき、次の取引のロット数を増やす)機能が搭載されています。
Lots:基本ロット数
Lot_Koef:マーチンゲールでのロット増加率
Limit:マーチンゲールでのロット上限数
※また、次のEAでもマーチンゲールでロット数を倍々できます。
- マーチンゲール:負けた次の取引は、ロット数を2倍にする
- 逆マーチンゲール:買った次の取引は、ロット数を2倍にする
※また、「Cap RSI Trader EA」はカスタマイズ性の高いEAです。
詳しい機能は『【MT5】RSIのEAを2つ紹介!【トレンドフィルター・ブレイクイーブン機能など】』で解説しているので、よければご覧ください。