この記事では、Tradingviewチャートで、オシレーター(RSIやATR、MACDヒストグラムなど)に移動平均線(SMA・EMA)を追加表示する方法を解説します。
Tradingview を利用している方はぜひ参考にしてください!
オシレーターに移動平均線を追加する方法
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1「fx」アイコンをクリックし、表示したいオシレーターを選択します
ここでは、サブウィンドウにMACDを表示しています。
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2MACDの「詳細」ボタンをクリックし、「MACD(マックディー)にインジケーター/ストラテジーを追加」をクリックします
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3インジケーター検索画面が表示されるので、検索欄に「MA」と入力し、SMAまたはEMAを選択します
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4MAの「設定」ボタンをクリックし、ソースで移動平均線の計算対象を指定します
たとえばMACDヒストグラムのMAを表示したい場合は、ソースを「MACD Histogram」にし、MACDシグナルのMAを表示したい場合は、ソースを「MACD Signal」にします。
下のチャートでは、MACDヒストグラムの数値で計算した、期間20のEMAを追加しています。
※MACDヒストグラムとMAのクロスの使い方は『MACDヒストグラムの使い方&見方【3種のダイバージェンス】』で解説しているのでご覧ください
※デフォルトでは、追加した移動平均線がMACDヒストグラムの下に表示され、MACDヒストグラムと重なったとき移動平均線のラインが見えずらいです。
そのため、MAの「詳細→表示の順序」で「最前面に移動」を選択して、移動平均線がMACDヒストグラムの上に表示できるようにしてください。
同様の手順で、RSIやATRに移動平均線を追加することもできます。
RSISに移動平均線を表示する場合は、MAのソースを「RSI」にします。
関連:【精度UP】RSIのゴールデンクロス・デッドクロスの4つの使い方!
同じサブウィンドウに複数のオシレーターを表示する方法
ここでは、RSIを表示したサブウィンドウにストキャスティクスを追加する手順を解説します。
他のオシレーターを追加する場合も手順は同じです。
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1「fx」アイコンをクリックし、RSIとストキャスティクスを選択します
デフォルトでは下の画像のように、ローソク足チャート下にRSIとストキャスティクスを表示したサブウィンドウが2つ縦に並びます。
ローソク足チャートが縮小されて見づらいので、RSIとストキャスティクスを同じサブウィンドウで表示しましょう。
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2ストキャスティクスの「詳細」をクリックし、「移動→上の既存ペインへ」を選択します
これでRSIとストキャスティクスが同じサブウィンドウに表示されます。
右の縦軸にRSIの目盛りが、左の縦軸にストキャスティクスの目盛りが表示されます。
オシレーターをローソク足上に重ねて表示する方法
オシレーター(RSIなど)をメインチャートのローソク足上に重ねて表示することもできます。
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1サブウィンドウのRSIの「詳細」をクリックし、「移動→上の既存ペインへ」を選択します
これでローソク足上にRSIが表示されます。
右の縦軸に価格の目盛りが、左の縦軸にRSIの目盛りが表示されます。