この記事では、TradingView(トレーディングビュー)チャートで、十字線(コマ足)を自動検出するインジケーターを9個紹介します!
目次
1.十字線検出インジ
このインジケーターは、十字線を自動検出し、その足の下に矢印マークが表示されます。
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2.十字線の実体幅を調整できる検出インジ
このインジケーターは、十字線が出現するとその足上に「+」マークが表示されます。
十字線の実体の大きさの最大許容値は、設定の「Doji’s Body,Max Height」でピップス単位で調整できます。
たとえば3にすると、実体が3pips以下の十字線のみ検出されます。
通貨ペアやその時間足ごとに、最適な十字線の検出条件を指定したい方におすすめのインジケーターになります。
3.十字線の検出をサブウィンドウで知らせるインジ
このインジケーターは、十字線を検出するとサブウィンドウで知らせてくれます。
十字線が発生した足は+1、それ以外の足は0の数値を表示します。
また、十字線のローソク足を色塗り表示します。
ローソク足はもちろん、平均足で発生した十字線も検出してくれます。
設定
「Doji's Max Body Size」で、検出する十字線の実体の大きさの上限を設定できます。
具体的に、次の条件を満たす十字線が検出されます。
|始値-終値|≦ ( 高値-安値 ) ×”Doji's Max Body Size”
「Doji's Max Body Size」の数値を小さくすると、検出する十字線の実体の大きさを小さくできます。
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4.2連続で発生した十字線
このインジケーターは、2連続で発生した十字線を自動検出します。
設定の「HL to OC Factor」で、(高値-安値)と(始値-終値)の比率を調整できます。
「HL to OC Factor」の数値を小さくすると、実体がすこしある十字線やコマ足も検出されます。
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5.アラート機能付き十字線検出インジ
このインジケーターは、十字線を形成したローソク足の上に星マークを表示し、さらにアラートで十字線の発生を知らせることができます。
関数alertconditionの条件でアラートを有効化するには、次の3つの手順を行う必要があります。
インジケーターを現在のチャートに適用
アラートの作成画面を開く
アラート条件を「HA Trend Reversal」にして、「作成」をクリック
6.十字線とトンボ、トウバの検出インジ
このインジケーターは、十字線とトンボ、トウバの3つのローソク足パターンを自動検出します。
トンボは指定した期間のEMA下で発生したもののみ検出され、トウバはEMAの上で発生したもののみ検出されます。
設定
EMA:EMAの期間
Low / High Proportion:この数値を大きくすると、トンボやトウバの長いほうのヒゲの(短いほうのヒゲに対する)許容最大長さが長くなり、数値を小さくすると許容最大長さが短くなります
Body/Proportion Size:この数値を小さくすると、十字線とトンボ、トウバの実体の許容最大サイズが大きくなります
また、下のインジケーターは上のインジケーター作成者が作成したもので、十字線とトンボ、トウバに加え、ハンマーや首吊り線、ピンバーを検出します。
7.コマ足検出インジ
このインジケーターは、コマ足が出現するとその足に「+」マークが表記されます。
8.出来高フィルター付きコマ足検出インジ
これは、出来高&ストキャスティクスフィルターつきコマ足自動検出インジケーターで、出来高とストキャスティクスが次の条件を満たすコマ足を検出します。
- 出来高>出来高SMA(期間20)
- Slow%K>50