この記事では、TradingView(トレーディングビュー)でロット数(ポジションサイズ)を自動計算するインジケーターを6個紹介します!
目次
1.ピップスを使ったロット計算機
このインジケーターは、資金量とリスク率、および損切り幅(ピップス)を指定してロットサイズを自動計算します。
パネルには上から順に、資金量(円)、リスク率、実際に賭けるリスク額(円)、ストップ幅(ピップス)、ロットサイズ(単位:10万通貨)が表示されます。
上のチャートでは、100万円の資金でリスク率1%、ストップ幅5pipsのロットサイズが20万通貨と計算表示されています。
Forex Position Size Calculator
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2.ATRを使ったロット計算機
このインジケーターは、ATRで利食い幅や損切り幅を決定し、買いポジションと売りポジションの各利食い水準・損切り水準をチャートに表示します。
- 買いポジの利食い幅=終値+ATR×"Take Profit Multiplier"
- 売りポジの利食い幅=終値-ATR×"Take Profit Multiplier"
- 買いポジの損切り幅=終値-ATR×"Stop Loss Multiplier"
- 売りポジの損切り幅=終値+ATR×"Stop Loss Multiplier"
また、資金量とリスク率、損切り幅(ATR×係数)でのポジションサイズも確認できます。
また次のインジケーターも、ATRで損切り水準を決定し、ポジションサイズを計算します。
他にも、リスクリワードレシオが1.5、2、3、5となる利食い水準の価格も確認できます。
Risk Management: Position Size & Risk Reward
3.指定したエントリー・利食い・損切り価格でのロット数を計算するインジ
このインジケーターは、リスク率(%や固定金額)や損切り幅(ATRや%)に基づいてポジションサイズやリスクリワードレシオを自動計算してくれます。
関連:Tradingview|リスクリワードレシオ(損益比率)の計算に役立つインジケーター5選!
設定方法
Position Type:エントリー方向を指定します
Account Size:トレード資金を入力
Entry Price:エントリー価格を入力
Risk:リスク率を資金量の〇%や固定金額で指定
Take Profit:利食い幅を価格や%、ATRで指定
Stop Loss:損切り幅を価格や%、ATRで指定
設定が完了すると、チャート右下にポジションサイズやリスクリワードレシオが表示されます。
4.EMAやパラボリックを使ったロット計算機
このインジケーターでは、設定した資金量とリスク率、そして次の3つのいずれかの損切り幅でポジション数を計算します。
- EMAを使った損切り幅=(終値-EMA)の絶対値
- ATRを使った損切り幅=ATR×係数
- パラボリックを使った損切り幅=(終値-パラボリック値)の絶対値
Bitmex Position Size Calculator
5.Position calc
このインジケーターは、指定したポジション数・リスク率・レバレッジに基づく損切り水準の位置を、買いポジションと売りポジションのそれぞれで計算してくれます。