この記事では、TradingView(トレーディングビュー)で使えるエリオット波動オシレーターのインジケーターを9個紹介します!
目次
1.エリオット波動オシレーター
このインジケーターは、エリオット波動オシレーターをサブウィンドウに表示します。
エリオット波動オシレーター(EWO)は、期間5と期間35の2本の単純移動平均線の差を計算して、トレンドの方向性や勢いを測定するオシレーターの一種です。
EWO = 5期間のSMA - 35期間のSMA
エリオット波動理論を提唱したラルフ・ネルソン・エリオット氏によって開発されたもので、エリオット波動のカウントに役立ちます。
EWOのパラメーターは、設定の「SmaLength」で変更できます。
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2.シグナル線つきEWO
このインジケーターは、シグナル線つきエリオット波動オシレーターを表示します。
シグナル線=EWOの単純移動平均線
シグナル線の期間は設定で変更できます。
3.色が変化する機能つきEWO
このインジケーターは、色が変化する機能つきエリオット波動オシレーターです。
エリオット波動オシレーターは上向き上昇・下向き下落で色が変化し、シグナル線はEWOとの位置関係でラインの色が変化します。
Elliot Wave Oscillator [River]
4.ブレイクアウトバンドつきEWO
このインジケーターは、ブレイクアウトバンドつきエリオット波動オシレーターを表示します。
このブレイクアウトバンドはエリオット波動カウントのフィルターとして利用できます。
たとえば上昇トレンドのエリオット波動1波や3波に対応するEWO値は上部バンドを超えている必要があります。
また次のインジケーターもバンドつきエリオット波動オシレーターを表示します。
Elliott Wave Oscillator With Bands
5.出来高ベースのエリオット波動オシレーター
これは出来高で算出したエリオット波動オシレーターを表示するインジケーターで、出来高の変化でエリオット波動の始まりや終値を捉えます。
たとえば上昇トレンドでは、ラインの色が緑色に変化すると推進波(エリオット波動1~5波)の始まりを、ラインの色が緑色から赤色に変化するのは推進派が終わり調整波(ABC波)の始まりを示唆しています。
EW CountHelper HiLo/Volume-based; with predict-tendency
6.EWO&TTMスクイーズ
このエリオット波動オシレーターでは、ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドのバンド位置関係を示すTTMスクイーズも表示します。
TTMスクイーズ | 見方 | 条件 |
---|---|---|
圧縮状態 | ボラティリティが低い停滞したレンジ相場 | lowerBB > lowerKC & upperBB < upperKC |
膨張状態 | ボラティリティが高いトレンドorレンジ相場 | lowerBB < lowerKC & upperBB > upperKC |
TTMスクイーズが圧縮状態から膨張状態へ移行するのはボラティリティの急増を伴うトレンドやブレイクアウトの発生を示唆し、エリオット波動1波をカウントするタイミングになります。
Elliott Wave Oscillator + TTM Squeeze
7.上位足のエリオット波動オシレーター
このインジケーターは、エリオット波動オシレーターを2つサブウィンドウに表示します。
MTF機能も搭載されており、上位足のエリオット波動オシレーターを表示することもできます。
エリオット波動オシレーターの時間足を変更したい場合は、設定の「Use Current Chart Resolution?」にチェックを外し、「Use Different Timeframe」で時間足を指定します。
※2つ目のエリオット波動オシレーターを表示したい場合は、設定の「Show ewo2?」にチェックを入れ、パラメーターを入力します
Use barcolor?:チェックを入れると、EWO値がバンド内部にあるか、外部にあるかでローソク足の色が変化します
BackGround?:チェックを入れると、EWO値が0以上、0未満でサブウィンドウ背景色が変化します
8.EWOを使ったスイングハイローカウントインジ
このインジケーターは、エリオット波動オシレーターを使ってスイングハイローを識別します。
エリオット波動をカウントする補助ツールとして役立ちます。