この記事では、TradingView(トレーディングビュー)チャートで、トライアングルパターンを自動検出するインジケーターを6つ紹介します。
インジケーター毎にラインの引き方や検出するトライアングルが異なるので、お好みのインジケーターをお試しください!
目次
スケールの大きなトライアングルパターンを検出するインジ
このインジケーターは、直近300本のローソク足で形成するスケールの大きなトライアングルパターンを検出し、そのレジスタンス&サポートラインを引きます。
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パラメーター変更可能なトライアングルパターン
このインジケーターでは、トライアングルパターンを検出し、そのレジスタンス&サポートラインをチャートに引いてくれます。
トライアングルパターンを検知するために、高値の切り下げ、安値の切り上げを探しますが、この高値安値の定義は次の通りです。
- 高値:左のn本の足の高値より高く、右のm本の足の高値より低い高値を持つ足
- 安値:左のn本の足の安値より低く、右のm本の足の安値より高い安値を持つ足
上のパラメーターn,mは、設定の「Left Bars」「Right Bars」で変更できます。
たとえば、より小さいスケールのトライアングルパターンを検出したい場合は、パラメーターn,mを小さくします。
設定
Line Length:表示されるラインの長さ ※数値が小さいと、トライアングルが検出されない可能性があります
ソース:ローソク足の高値安値、または終値でラインを引くかを選択
トライアングル&ウェッジパターン
このインジケーターは、トライアングルパターンとウェッジパターンの2つを自動検出します。
設定の「Maximum Angle」で、トライアングルパターンの角度(レジサポラインが交差する角度)の最大角度を指定でき、この角度以上のトライアングルは検出されません。
関連:【MT4】チャートパターンを自動検出するインジケーター7選!
いろんなスケールのトライアングルを発見するインジ
このインジケーターは、いろいろな大きさのトライアングルパターンを発見してくれます。
また下のチャートのように、トライアングル内部に発生した小さなトライアングルパターンも検出してくれます。
3バートライアングルパターン
このインジケーターは、3本のローソク足で形成するミニトライアングルパターンを検出します。
スキャルピングトレーダーのブレイクアウトセットアップとして役立ちます。
定義
- 現在のローソク足高値が前回の足の高値より低く、現在のローソク足安値が前回の足の安値より高い
- 前回のローソク足高値が前々回の足の高値より低く、前回のローソク足安値が前々回の足の安値より高い
パターンが形成され、次の3本以内の足でブレイクアウトするとチャート上に矢印が表記されます。
インサイドバートライアングル
このインジケーターは、インサイドバーとさらに次の足が1つ前の足に包まれたスリーバートライアングルパターンを検出し、その足下に×印が表示されます。