この記事では、移動平均線がクロスしたときや価格が移動平均線にタッチしたときに、アラートで知らせてくれるインジケーターを5つ紹介します!
目次
2本の移動平均線のクロスをアラートしてくれるインジ
このインジケーターは、2本の移動平均線がクロスするとそのローソク足上に矢印を表示し、アラートで知らせてくれます。
移動平均線の種類は、次の4つがあります。
SMA EMA 平滑化移動平均線(SMMA) 加重移動平均線(WMA)
設定
FastMA:短期MAの期間
FastMAType:短期MAの種類
Fast_Applyto:短期MAの計算に使われる価格タイプ
PopupAlert:アラートの有効化
価格と移動平均線のクロスでアラートが鳴るインジ
このインジケーターは、次の2つのシグナルでアラートが鳴ります。
- The Price Crossed MA Line:価格が移動平均線とクロスしたとき
- The Direction of MA Line Changed:移動平均線の向きが転換したとき
また、上位足の移動平均線をチャートに表示することができるので、上位足MAと価格がクロスしたときや上位足MAの向きが変化したときにアラートで通知してほしい方にもおすすめです。
設定
RSIと移動平均線のクロスでアラートが鳴るインジ
これは、RSI上に表示した移動平均線が、RSIとクロスしたときにアラートで知らせてくれます。
また、RSIとMAがクロスしたローソク足に矢印が表示されます。
ローソク足が確定してから矢印が描画されるので、リペイントされません。
上のチャートでは、14期間RSIと20期間SMAがクロスした足に矢印が表示されています。
関連:【15選!】MT4で使えるRSIインジケーターを紹介!【アラート・矢印・MTF・ダイバ】
設定
※移動平均線とRSIのクロスの使い方は、『【精度UP】RSIのゴールデンクロス・デッドクロスの4つの使い方!』で解説しているので良ければこちらも参考にしてください
多機能性移動平均線アラートインジ
『ProMA4』は、次の条件が発生するとアラートが鳴ります。
- 移動平均線に価格がタッチ(上位足のMAでも可)
- 2本の移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス
- パーフェクトオーダーの形成
価格が移動平均線にタッチするケースでは、『タッチ即』または『終値確定』のいずれのタイミングでアラートが鳴るか選べます。
他にも、価格が移動平均線にタッチする前に、価格と移動平均線の距離が指定したpipsに到達するとアラートが鳴る機能も搭載されています。
3本の移動平均線のクロスでアラートが鳴るインジ
これは、3本の移動平均線のクロスでアラートが鳴るインジケーターです。
具体的には、短期MAと中期MAそれぞれが長期MAとクロスしたら、アラート通知&矢印表示します。
上のチャートでは、短期SMAが長期SMAとゴールデンクロスし、ローソク足10数本後に中期SMAが長期SMAとゴールデンクロスしたらアラートで知らせてくれました。
設定
FasterMA:短期MAの期間
FasterShift:MAのシフト
FasterMode:MAの種類 0=SMA 1=EMA
GMMAの短期線が長期線とクロスしたときにアラートが鳴るインジ
このインジケーターは、GMMA(複合型移動平均線)をチャートに表示し、短期線の6本のEMAが長期線の6本のEMAとクロスしたときに矢印表示&アラート通知してくれます。
デフォルトの設定期間
短期線=3、5、8、10、12、18
長期線=30、35、40、45、50、60
設定
ListShortMA:短期線グループの各EMAの期間
ListLongMA :長期線グループの各EMAの期間
MaxPastBars:GMMAを直近何本の足に表示するか
ShowGMMALines :true=GMMAのラインと矢印が表示 false=矢印のみ表示
ShowAlerts:true=GMMAの短期線が長期線とクロスしたときに、アラートが鳴る