この記事では、取引履歴をチャートに表示したり、ドローダウンをアラートで知らせるインジケーターなど、7つのMT4インジケーターを紹介します!
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1.取引履歴
このインジケーターは、過去の取引履歴をチャートに表示します。
買いポジションは赤色で、売りポジションは緑色で表示されます。
また次のインジケーターも決済済みの注文の取引履歴をチャートに表示し、その利益や損失を金額やピップスで確認することができます。
2.自動分割決済
このインジケーターは、保有しているポジションが損切り幅分エントリー方向に動くとポジションの半分を利益確定してくれます。
使い方
ポジションを保有しているチャートにこのインジケーターを張り付けます。
すると、部分決済する水準に破線が表示されます。この破線は上下に動かすことで、部分決済を行う価格水準を変更することができます。
※設定の「Lot Close」で部分決済するロット数を変更できます。初期設定の0では、半分のポジションを自動決済します。
→ Safety
3.ワンクリックポジション決済
このインジケーターは、ワンクリックでポジションを決済できるボタンをチャートに表示します。
CLOSE SELL: 対象通貨ペアの全ての売りポジションを決済
CLOSE BUY::対象通貨ペアの全ての買いポジションを決済
CLOSE ALL:すべての保有ポジションを決済
※設定の「Multiple Close Setting」をtrueにすると、たとえば「CLOSE SELL」をクリックするとすべての売りポジションが決済されますが、falseにすると新しいポジションから順に1つずつ決済されます。
他にも、スリッページを変更したり、マジックナンバーで決済するポジションの対象EAを指定することができます。
4.次のローソク足の高値安値の位置を予測するインジケーター
このインジケーターは、直近のローソク足のレンジ幅から現在のローソク足の高値や安値の位置を予測します。
オレンジの線:現在のローソク足の予測した高値や安値の水準
紫の線:ローソク足始値を中心とした前回ローソク足のレンジ幅
いずれかのラインを価格がブレイクアウトするとアラートが鳴ります。
パネルの情報
Classification:前回ローソク足の分類(WR=ワイドレンジ、NR=ナローレンジ)。たとえば、NR4は過去4本のローソク足と比べてレンジ幅が狭いローソク足のことを指します
Avg. Expansion or Constraction:現在形成中のローソク足のレンジ幅が直近ローソク足の平均レンジ幅と比べたときの拡大率または縮小率
Probability:ローソク足のレンジ幅が拡大(縮小)する確率
Complete:前回ローソク足レンジ幅と比べた現在のローソク足レンジ幅の比率
Possible High or Low:現在のローソク足の高値・安値の予測レート
上位足の高値安値の予測水準も下位足チャートに表示することができます。
5分足チャートに1時間足の予測高値安値を表示すると、1時間以内で相場がどれくらい動くのか、ボラティリティが縮小または拡大するかを推測するのに役立ちます。
5.ドローダウンアラート
このインジケーターは、指定したドローダウン率やドローダウン金額に到達するとアラートで知らせてくれます。
自動売買等で複数のポジションを同時に保有したり、マーチンゲール法を利用して取引しているトレーダーにおすすめのツールです。
また、現在の通貨ペアおよびアカウント全体のドローダウン率&金額やマージンコールに到達するピップス数や損失額をチャートで確認できます。
主な設定
Send Notification: Send Max Drawdown %:指定したドローダウン率に到達するとアラートで知らせます
Send Notification: Send Max Drawdown Currency:指定した金額のドローダウンに到達するとアラートで知らせます
Send Notification: Max Open Orders Symbol:現在のチャートの通貨ペアの保有ポジションが指定数に到達するとアラートで知らせます
Send Notification: Max Open Orders Total:全通貨ペアの保有ポジションが指定数に到達するとアラートで知らせます
Show Margin Call:trueにすると、マージンコールの水準がチャートに表示されます
6.トレンドを基点に引くフィボナッチリトレースメント
このインジケーターは、現在発生しているトレンドの始点・終点を基点にフィボナッチリトレースメントを引いてくれます。
設定のModeを「WAVE」にすると長期トレンドを基点にフィボナッチが引かれ、「DUAN」にすると中期トレンドを基点にフィボナッチが引かれます。