この記事では、保有/決済ポジションの獲得pipsをチャートに表示するMT4インジケーターを5つ紹介します。
目次
過去の取引の損益や獲得pipsを表示するインジ
このインジケーターは、過去のトレードの合計損益や合計獲得pipsをチャートに表示することができます。
上のチャートはドル円1分足で、2回のスキャルピングトレードをしました。
画面左下を見ると、トータル利益は6100円で、合計獲得pipsは6.1pipsとわかります。
また、チャート上にそのトレードのエントリーや決済ポイントに垂直線やライン、獲得pipsが表示されるので、過去の取引履歴を確認することができます。
※現在保有中のポジションの損益やpipsは反映されません。決済した取引のみ結果が反映されます
設定
設定の「show only today」をtrueにすると、今日の取引に絞った取引結果を表示することができます。
また、「magic number filter」にEAのマジックナンバー(エキスパートID)を入力すると、そのEAのトレード結果のみが表示されます。
保有ポジションの現在の含み損益をpips表示するインジ
このインジケーターは、保有中のポジションの現在の獲得pipsをリアルタイムで確認することができます。
新規ポジションをもつと、次のチャートのようにそのポジションの現在のpipsが表示されます。
買いポジションの通貨ペアは青色で、売りポジションの通貨ペアは赤色で表示し、また利益が出ている時はpipsが青色で、損失が出ている時は赤色で表示されます。
・ドル円:買い -2pips
・ポンド円:売り +3pips
・トータル:+1pips
古いポジションほど、通貨ペア名が下に表示されます。上の場合、ドル円→ポンド円の順にポジションをもちました。
※ポジションを決済すると表示されなくなります。たとえば下のチャートは、ポンド円を利益確定した直後です。
※また、『MT4プロコントローラー改』でも、現在の獲得pipsをポジション別にチャートに表示することができます。
※pips表示は、スプレッドやスワップなどの手数料を反映しており、手数料込みで現在のポジションがプラス収支かマイナス収支かを数値の色で教えてくれます。
また、ポジションの合計獲得pipsが指定した数値に到達すると、自動で利益確定/損切をを行ってくれる「オートクローズ機能」も搭載されています。
他にも、『MT4プロコントローラー改』では次のような機能が搭載されているので、興味がある方はぜひお試しください。
- パラボリックを利用したトレーリング自動決済機能
- 事前設定したpips数で、エントリーと同時に利食い&損切りを自動注文
→ 例:利食い20pips、または損切り10pipsに価格が到達したら、自動決済注文が発動 - 保有中の全ポジション、または指定通貨ペアのポジションをボタン1つで一括決済
取引結果や保有ポジションの獲得pipsを表示するインジ
このインジケーターは、次の12の情報をチャートに表示します。
・現在の価格(売値)
・High/Low:今日の最高値・最安値
・Time:現在のローソク足の残り時間
・Spread:現在のスプレッド
・T.Frame:チャートの時間足
・Open Position:チャートに表示してる通貨ペアで、現在保有しているポジション数
・Total pips:その保有ポジションのトータル獲得pips&損益
・Overall Calls Executed:取引合計数(保有中の取引はカウントされず、決済した取引のみカウント)
・Overall Profit:総利益
・OverLoss:総損失
・Success Rate:勝率
・Net Profit:損益
また、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークの各市場が開いているかどうかも確認できます。
市場が閉まっているときは「Closed」と表示され、空いているときは市場が締まるまでの残り時間が表示されます。
たとえば、上のチャートの場合、現在ドル円のポジションを1つ保有しており、獲得pips2.6、含み益2600円とわかります。
そして、このポジションを決済すると、トレード成績に反映されます。
・取引合計数:7回
・:総利益:9100円
・:総損失:8200円
・:勝率:57.14%
・:損益:900円
スプレッドやローソク足残り時間も確認できるインジ
保有ポジションの含みpipsの他に、現在のスプレッドやローソク足確定までの残り時間をチェックしたい方はこのインジケーターがおすすめです。
上のように、現在の売値ライン上(最新のローソク足の右)に各数値が表示されます。
下の動画は、売りポジションの獲得pipsの変化を確認できます。