「トレンドラインを使って短い水平線を引いているけど、毎回きれいに引くのめんどうっ!」というMT4トレーダーの皆さん!
今回は、MT4でトレンドラインを「1ボタンで」短い水平線に変換するインジケーターを紹介します。
このインジケーターを使えば、いつでもサクッと短い水平線を引くことができます!
短いトレンドラインを水平に変換するMT4インジケーター
「Make It Horizontal」は、トレンドラインを水平なラインに変換できるようになるインジケーターです。
トレンドラインを短い水平線に変える方法
トレンドラインを選択して、キーボードの[H]キーを押す
この操作で、いつでも簡単に短い水平線をチャートに表示することができます。
具体的には、水平になるようトレンドラインの左端を起点にトレンドラインが回転します。またこのとき、水平線の長さは元のトレンドラインの長さを引き継ぎます。
事前準備
チャートにこのインジケーターを貼り付けると、このショートカットキーを有効化できます。
ナビゲーター内の「インディケータ→Market」にある「Make It Horizontal」をチャート上にドラック&ドロップ
貼り付けるだけなので、細かい設定をする必要はありません。
※また、オプションの設定画面で以下の2つにチャックを入れておくと、トレンドライン表示時やワンクリックで「選択状態」にできます。
使い方例:レジサポラインの引き方
たとえば、レジサポラインを引きたい場合は、レジサポラインの起点となる高値(安値)にトレンドラインの左端をあわせて、[H]キーを押します。
ダウンロードサイト
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
短い水平線の便利な使い方3選
短い水平線の使い方も簡単に紹介します。気に入ったものがあれば、ぜひ参考にしてください。
3つの使い方
- エントリー、損切り、利食いの価格水準に引く
- 水平線(レジサポライン)を引くときに使う
- 押し高値・押し安値の追跡
エントリー・損切り・利食いの価格水準に引く
下のチャートのように、垂直線と合わせて使うと、どのポイントでエントリーして利食い(損切り)したのか、後でチャートを見直すときに便利です。
たとえば、エントリーした時刻(ローソク足)に垂直線を、エントリーした価格水準に水平線を引くと、その交点がエントリーしたポイントになります。
トレードチャートを保存・印刷する前に、この方法でトレードポイントをメモしておけば、どこでトレードしたか忘れずにすむのでおすすめです!
水平線(レジサポライン)を引くときに使う
複数の水平線を引くと、それぞれの水平線の基点(高値安値)がどこなのか、少しわかりにくいですよね?
トレンドラインで引いた短い水平線を左端を、レジサポラインの基点に合わせると、どこを基準に水平線を引いたか一目瞭然です。
押し高値・押し安値の追跡
ダウ理論による定義では、価格が押し高値・押し安値を割るまでトレンドが継続します。
トレンド発生時に、押し高値や押し安値を短い水平線で追跡することで、トレンドの継続・終了が明確になります。
また、トレイリングストップの水準に置いて、損切り水準がどのように動かしたか、記録をチャートに残すことにも使えます。
※TradingViewでトレンドライン[ALT+T]や水平線[Alt+H]をショートカットキーで表示できるので便利ですよ!