この記事では、ボリンジャーバンドを利用したMT4 EAを4つ紹介します!
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目次
ボリンジャーバンドのタッチで逆張りするEA【ADXフィルター付き】
これはボリンジャーバンドを使った逆張りEAで、価格がボリンジャーバンドにタッチしたら逆張りエントリーします。
このとき、ADXをレンジ検知フィルターとして利用し、下のチャートではADX数値が10以上20以下のときエントリーします。
設定
Lots:1回のトレードでのロット数
MaxSpread:エントリー時の許容最大スプレッド ※この数値を超えるスプレッドでは、エントリーを回避します
StopLoss:ストップロスの幅を設定(単位:0.1pips)
TakeProfit:利食い幅を設定(単位:0.1pips)
BollingerPeriod:ボリンジャーバンド期間
BollingerDeviations:ボリンジャーバンドの標準偏差
AdxPeriod:ADXの期間
MinAdxLevel:ADXの最小レベル
MaxAdxLevel:ADXの最大レベル
ボリンジャーバンドに価格が到達したときに、ADXの数値が「MinAdxLevel~MaxAdxLevel」の範囲にあるときエントリーします。
※一般的にADXが20または25を超えるとトレンド発生の可能性があるので、トレンド相場を避けレンジ内に絞ってトレードできるようにMaxAdxLevelは20(25)にするのがおすすめです
関連:【FX】ADXの使い方や見方を徹底解説!【ボリバンやATRと好相性!】
Trading start hour:EA稼働開始時間
Trading end hour:EA稼働終了時間
このEAはレンジ相場で機能するため、トレンドやブレイクアウトが発生しやすいヨーロッパ時間やニューヨーク時間は避けたほうがよいです。
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ボリンジャートレンドを使った順張りEA
これは、ボリンジャートレンドを利用したEAです。
エントリー
- ボリンジャートレンドを価格がブレイクアウトすると順張りエントリー
利食い方法は3つ
- 利食い幅をピップス指定
- ピップスでのトレーリングストップ
- 価格を追尾しているボリンジャートレンドを価格が越えたら
設定
トレーリングストップの設定方法はこちら→ 【MT4】自動でトレーリングストップを実行してくれるEA7選!【無料】
ブレイクイーブンの設定方法はこちら→ 【MT4】ブレイクイーブンにストップロスを動かすのに役立つEA6選!
市場ごと(アジア市場、ヨーロッパ市場、ニューヨーク市場)に、また曜日ごとにEAを稼働するかどうかを設定することができます。
ロット計算方法は次の4つがあり、設定の「Money Management Behavior」で変更できます。
※MT4口座のEA取引を他のMT4口座にコピー取引したい方は、『MT4コピーツール』がおすすめ。
このツールは口座縛りのEAをコピー元と異なるロット数で取引できるので、指定された口座でのロット数を最小にして、別のFX会社のMT4口座で本運用することもできます!
ボリンジャーバンドを使った順張り&逆張りEA
このEAは、ボリンジャーバンドをローソク足終値で超えると逆張りでエントリーします。
また、MTFフィルター機能が利用でき、複数の時間足のボリンジャーバンドで買われすぎ・売られすぎのときエントリーが実行されます。
たとえば下のチャートでは、5分足・15分足・30分足のフィルター機能を有効化しており、この3つの時間足で買われすぎ・売られすぎ状態を満たすときに限り、エントリーが実行されます。
※設定の「Trading Direction」をInverseにすると、終値でバンドを超えたときブレイクアウト方向にエントリーします。
設定
ロット計算や時間&曜日フィルターなど、他の機能はEA「PZ Bollinger Trend EA」と同じです。