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タイムディケイとは?【オプション取引で押さえておくべきポイント!】

2020年4月19日

 

オプションのタイムディケイ

この記事では、オプションタイムディケイ(時間価値の減衰)について、次の4つの項目を解説します。

タイムディケイとは?|時間価値の減衰

タイムディケイとは、時間経過で満期日が近づくにつれ、オプションの時間価値が低下していく現象のことです。

 

タイムディケイが発生する理由

満期日までの残り時間が少なるほど、オプションがITMになる確率が下がり、その結果オプション買いの需要が低下するため

 

タイムディケイ(時間価値の減衰)は、オプションを取引した直後から始まり、SQ日(満期日)まで継続します。

下のグラフは、時間経過により「ATMオプションの時間価値」がどのように減少しているかを表しています。

満期日までの残り日数の長さで時間価値の減少速度は異なり、時間が経過するほど減少速度は増加します。

  • SQ日までの残り時間が長い:時間価値は緩やかに減少する
  • SQ日まで残り1か月をすぎる:時間価値の低下が加速する

 

 

タイムディケイの数値化

時間価値の減衰率は、ギリシャ指標のセータによって測定されます。

 

セータとは?

1日にオプションの時間価値がどれだけ減少するか

たとえば、セータ=-0.5の場合、1日経過するとオプションの時間価値は0.5円失われると予想できます。

 

上のグラフは、ATM・ITM・OTMオプションの各セータの推移を表しています。

時間経過により、時間価値の減衰率がどのように変化するかがわかります。

 

タイムディケイに影響を与える要因

時間価値の減衰率(=セータ)の大きさは、主に次の3つが大きな影響を与えます。

タイトル

  • 満期日までの残り日数
  • オプションの権利行使価格と原資産価格の距離
  • インプライドボラティリティの大きさ

詳しくは、『【オプション】セータとは?』で解説しています。

 

 

オプションの状態で、タイムディケイの動きは異なる!

ATM・ITM・OTMの各オプション状態で、時間価値の減衰の仕方は異なります。

 

下の図は、ATM・ITM・OTMの各オプションの「時間価値-満期日までの残り日数」のグラフです。

オプションのタイムディケイ

ATMオプション

SQ日が近づくにつれ、減衰率が加速します。残り2か月までは緩やかですが、満期まで1か月を切ると急落します

ITMオプション

時間経過により減衰率は加速しますが、ATMオプションに比べて緩やかに加速します

OTMオプション

2か月前から減衰率が加速し始めますが、1か月前後で減衰率が緩やかに転換します

 

 

タイムディケイがオプション取引に与える影響

最後に、オプショントレーダーがオプション取引で利益を上げるために、タイムディケイについて押さえておくべきポイントを紹介します。

 

・オプション買い:タイムディケイにより、損失を被る
・オプション売り:タイムディケイから恩恵を受ける

 

オプション売りの場合

時間価値が減少すると、売ったオプションは安く買い戻すことができるので、タイム・ディケイはオプション売りの味方です。

特に、満期を迎える残り2週間では、時間価値の減少が急加速するため、オプション売りでは大きな利益を上げるチャンスになります。

 

 

ただし、注意点として、オプション売りでは損失が無限であるためリスクが高いです。

そのため、次のような戦略で方向性リスクを限定することが必須になります。

・クレジットスプレッド
コンドル
・カレンダースプレッド

たとえば、カレンダースプレッドは、長期オプションの買いと短期オプションの売りでポジションが構築します。

短期オプション(=満期日までの残り日数が少ない)は、長期オプションよりセータが大きいため、時間価値の減衰から利益を享受することができます。

【オプション】カレンダー スプレッドとは?【戦略&損益図】

カレンダースプレッドの損益図

 

オプション買いの場合

オプション買いでは、相場が有利な方向に動いても、時間価値の急落で損失を出す可能性があることに注意してください。

たとえば、コールポジションの買いで、原資産価格が上昇して本質的価値が3円上昇しても、タイムディケイにより時間価値が5円減少した場合、2円の損失になります。

 

そのため、オプションの買いで利益を上げるには、本質的価値の上昇が時間価値の減少を上回らないといけません。

注意点

原資産のボラティリティが小さいと、本質的価値の上昇幅が小さくなってしまい、時間価値による損失が上回ってしまう

※原資産のボラティリティの大きさは、ヒストリカルボラティリティ指標で調べることができます。詳しくは、『ヒストリカルボラティリティとは?【使い方&見方】』をご覧ください。

 

オプションの買いの重要ポイント

  • 原資産のボラティリティが十分に大きいトレンド・レンジ相場であるか確認
  • 負のセータの絶対値ができるかぎり小さい長期オプションを購入して、タイム・ディケイの悪影響を抑える
  • オプションの手仕舞いは、時間価値の減衰が加速しない早めの段階で行う

原資産のボラティリティが低い、停滞したレンジ相場では、タイム・ディケイを利用したオプションの売りが有効です。

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