今回は、ストキャスティクスのダイバージェンスを自動で表示してくれるMT4インジケータ「DiverStoch」を紹介します。
下のチャートのように、矢印でダイバージェンスの発生を教えてくれます。
ヒドゥン・ダイバージェンスの発生も知らせてくれるので、ぜひ使ってみてください!
MACDのダイバージェンスを自動検知するインジケータは、こちらの記事で紹介しています。
MACDダイバージャンスを矢印&アラート機能で教えてくれるインジケータ!
「DiverStoch」のダウンロード&インストール
「DiverStoch」は、下記からダウンロードできます。
ダウンロードできたら、MT4にインストールします。
関連:【MT4】ストキャスティクスのインジケーター12選!【アラート・矢印・MTF】
「DiverStoch」の概要
「DiverStoch」は、ストキャスティクスのダイバージェンスとヒドゥン・ダイバージェンスの2つを矢印とラインで教えてくれます。
※このインジは、リペイント機能が実装されています
この2種類のダイバージェンスは、ローソク足上のラインの種類で区別できます。
ダイバージェンス:ローソク足チャートでの実線ライン
ヒドゥン・ダイバージェンス:ローソク足チャートでの点線ライン
このインジケータの欠点として、ストキャスティクスの%Dラインの1本しか表示されません。Slow%Dも加えて、2本のラインをチャートに表示したい場合は次の方法を試してください。
「DiverStoch」のラインを2本に変更する方法
次の2つの手順で簡単にできます。
関連 【MT4】ストキャスティクスのクロスを矢印で表示するインジケーター【アラート機能付き】
step
1「DiverStoch」のストキャスティクスのラインの色を「None」にする
色の設定タブで、#0を「None」にします。これにより、サブウィンドウ上にはダイバージェンスを示すラインしか表示されなくなります。
step
2「DiverStoch」を表示したサブウィンドウに、通常のストキャスティクスを表示
ナビゲーターを開いて、「Stochastic Oscillator」をサブウィンドウにドラック&ドロップします。
これで、下のようにダイバージェンスのラインが表示された、2本のラインのストキャスティクスが表示されます。
設定方法
最後に、設定方法をカンタンに解説してます。
ストキャスティクスのパラメータ
KPerios:%K期間
DPeriod:%D期間
Slowing:スローイング
DrawPriceLines:「true」にすると、ダイバージェンスが発生したローソク足に、ラインが表示されます
DrawArrows:ストキャスティクスに矢印が表示されます
drawDivergenceLines:ストキャスティクスに、ダイバージェンスのラインが表示されます
displayAlert:ダイバージェンスの発生を、アラート機能で教えてくれます
※矢印はダイバージェンスにおける、ストキャスティクスの2つ目の山・谷のポイントで発生します。
たとえば、弱気のダイバージェンスでは、ダイバージェンスの2つ目の価格の高値に対応する、ストキャスティクスの山(極大値)で発生します。
また、「色の設定」タブでは、ラインの色や太さを変更できます。
・#0:ストキャスティクスのライン
・#1:上矢印
・#2:下矢印