今回は、MACDのダイバージェンスを自動で教えてくれるカスタムインジケータ「DiverMACD」を紹介!
次のような方におすすめです。MACDダイバージェンスのトレードや研究にぜひ活用してみてください!
- ダイバージェンスの発生をたまに見逃してしまう・・・
- ダイバージェンスの発生をアラート機能で教えてほしい!
- ヒドゥン・ダイバージェンスも見つけたい!
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「DiverMACD」とは?
「DiverMACD」は、MACDの古典的・ダイバージェンスとヒドゥン・ダイバージェンスの2つを検出してくれます。この2種類のダイバージェンスは、チャート上に表示されたラインの種類で区別できます。
- 古典的・ダイバージェンス:ローソク足チャートでの実線ライン
- ヒドゥン(隠れ)・ダイバージェンス:ローソク足チャートでの点線ライン
下のチャートでは、下降トレンドで発生した古典的・ダイバージェンスが発生しています。DiverMACDのサブウィンドウ上でも、ラインと矢印でダイバージェンスの発生を知らせてくれます。
また、つい見逃しがちなヒドゥン・ダイバージェンスも点線ラインで表示してくれます。利食いや逆張りのシグナルとして、活用してみてください!
「DiverMACD」のダウンロード&インストール
「DiverMACD」は、下記のサイトからダウンロードできます。
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
ダウンロードできたら、MT4にインストールしましょう。インストール方法は、「MT4にカスタムインジケータを追加する方法」で解説しているので参考にしてください。
MT4のおすすめインジケーター
「DiverMACD」の設定方法
「DiverMACD」の各設定を順に説明します。
・ColorBull:メインウィンドウのダイバージャンス(高値2点)を結ぶラインの色
・ColorBear:メインウィンドウのダイバージャンス(安値2点)を結ぶラインの色
・displayAlert:「true」にすると、MACDのダイバージェンスが発生したら、アラート機能で教えてくれます。
・DrawPriceLines:「true」にすると、ローソク足チャートのダイバージェンスが発生した高値(安値)2点で、ラインを引いてくれます。
・DrawArrows:ダイバージェンスが発生したポイントを矢印で表示したい場合、「true」にしましょう。
・drawDivergenceLines:MACDにダイバージェンスのラインを引いてくれます。
次の3つは、MACDのパラメータを入力します。
・i_fastEMA:短期EMA
・i_slowEMA:長期EMA
・i_signalEMA:シグナル
また、「色の設定」タブで、MACDのシグナル線や矢印の色も変更できます。
・#0:MACDのシグナル線(棒グラフ)の色
・#1:「安値2点でのダイバージェンス」の矢印の色
・#2:「高値2点でのダイバージェンス」の矢印の色