今回は、MT4チャートのオススメの色設定を紹介!具体的には、次の3つのテーマを紹介します。
- 心理効果のあるテーマ
- インク代を節約するテーマ
- 目の負担を軽くするテーマ
ローソク足や背景の色をカスタマイズして、トレード用やチャート印刷用、長時間のチャート監視用など、目的に合わせて使い分けてみてはどうでしょうか?
チャートの色の変更方法は、「MT4|チャートの色の変更方法」で解説しているので、よければ参考にしてください。
心理効果のあるチャートの色設定
チャートの情報が読み取りやすい、トレード時に使いやすいテーマです。
ポイント
- 背景色を白にして見やすくする
- 陰線を青に。青色は興奮を抑え、気持ちが落ちつかせる心理効果があります
- スッキリさせるために、グリッドは非表示にする。
この色設定では、トレンドラインやインジケータがきれいに表示されるので、細かいチャート分析がしやすいです。
また、陰線の色に赤色系を使いたい場合は、「Orange」や「LightSalmon」など、優しい色を使ってみてはどうでしょうか?純度の高い赤色は、「怒り・危険・攻撃的」などネガティブな心理効果があるので使うのは避けたほうがよいです。
下記は主な色の心理効果です。色のもつ心理効果を考慮して、チャートの色を決めるときに参考にしてください。
・青:落ち着き、知的、涼しさ
・緑:癒やし、調和、平穏
・赤:情熱、興奮、危険
・橙:活気、明るい、親しみ
・ピンク:かわいい、愛情、華麗
・黒:クール、高級感、重厚感
・グレー:落ち着き、上品、地味
「インク代を節約する」チャートの色設定
プリンターのインク代って、かなり高いですよね?チャートを頻繁に印刷していると、あっという間にインクを消費してしまします。
インクの消費を節約する方法として、印刷するときにチャートの色を薄めるのが有効です。
ポイント
- 前景色(日付・日時や価格の色)はグレーに。黒だとインクの消費量が大きいです
- ローソク足の外枠は薄い色を使う
- ローソク足の実体部分は白にする
また、インジケータやラインの色も薄くしたり、線の太さを細くするのもインクの節約に役立ちます。
ちなみにチャートを印刷するときは、「Snipping Tool」や「ペイントのトリミング」でウィンドウの外枠を取り除くと、青色を節約できますよ。
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「目の負担を軽くする」チャートの色設定
背景色が白の場合、ディスプレイの光量が多く、目の負担が大きいです。目が疲れやすい方や、長時間チャート監視するときは、背景色を黒にしましょう。
ポイント
- 背景色は黒にする
- 日時や価格(チャートの縦軸・横軸)が見えるように、前景色は白にする
- ローソク足は、背景が黒でも目立つ、緑や白がおすすめ
黒い背景色は見にくくて苦手な場合は、グレー系がおすすめ。グレーの背景色も光量が少なく目に優しいです。
ちなみに目に最もダメージを与える色は、青色(ブルーライト)です。目の負担を軽くするために、ローソク足やインジケータ、ラインに青色を使うのを控えるのもいいと思います。
チャートの色設定の参考例
参考までに、チャートの色設定を5つ紹介します。
いつも同じ色だと飽きてしまうので、その日の気分に合わせてチャートの色を変えてみてはいかがでしょうか?気に入ったものがあれば、ぜひ使ってみてください!
まとめ
- トレード用:背景色を白、グリッドは非表示
- 印刷用:ローソク足や背景など、全体の色を薄くする
- チャート監視用:背景色を黒、前景色を白にする
お気に入りのチャートの色設定が見つかれば、定型保存しましょう。テンプレートにすれば、いつでもサクッと表示することができます。
たとえば、トレード用、印刷用、チャート監視用の3つの設定を保存しておけば、必要に応じてチャートを切り替えることができますよ!