この記事では、TradingView(トレーディングビュー)で使える出来高インジケーターを26個紹介します!
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目次
1.MTF出来高
このインジケーターは、上位足の出来高とSMAをサブウィンドウに表示します。
また次のインジケーターは、上位足の時間足単位で出来高を集計します。
下の5分足チャートでは、1時間足毎に出来高の総量を集計しています。
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2.色が変化する出来高
このインジケーターは、出来高が前回値を超えるとバーの色が緑色に、前回値を下回ると赤色に変化します。
また次のインジケーターは、次のルールで出来高のバーの色を変化させます。
- 緑色:現在のローソク足終値と出来高がn本前より大きい
- 青色:現在のローソク足終値はn本前より大きいが、出来高はn本前より小さい
- オレンジ色:現在のローソク足終値と出来高がn本前より小さい
- 赤色:現在のローソク足終値はn本前より小さいが、出来高はn本前より大きい
Colored Volume Bars [LazyBear]
3.出来高SMA
このインジケーターは、出来高がその平均値(SMA)を超えると、そのバーをハイライトします。
- 黄色:出来高が平均値を20%超える
- 黄色:出来高が平均値を50%超える
- グレー:出来高が平均値×1.2を下回る
※閾値やSMAの期間は設定で変更できます
4.出来高スパイク足検出インジ
このインジケーターは、出来高とボラティリティが急騰したローソク足を検出し、アラートで知らせてくれます。
条件
nprice> ”price_multiplier” & pv>”volume_multiplier”
※nprice = 現在の終値の変化率÷終値の変化率の平均値(EMA)
※pv=出来高の変化率÷出来高の変化率の平均値(EMA)
5.出来高の大きなローソク足をハイライトするインジ
このインジケーターは、出来高が平均値を○%超えたローソク足を強調表示します。(陽線=ライム、陰線=赤)
例
期間=10、Proportion to average=1.5の場合:直近10本の出来高平均値×1.5を上回るローソク足をハイライトする
関連:TradingView|出来高を使ったストラテジー(EA)12選!
6.主要通貨ペアの出来高パネル
このインジケーターは、指定した通貨における7つの主要通貨ペアの出来高や平均出来高(100SMAや200SMA)および、全通貨ペアの出来高の合計値をパネル表示します。
下のチャートでは、ユーロの7つの主要通貨ペアの出来高の情報を表示しています。
7.出来高レシオ
このインジケーターは、次の計算式で算出した出来高レシオを表示します。
出来高レシオ= 100-100 /(1 + vr)
※vr =(A + U / 2)/(D + U / 2)
A =陽線の出来高の総量
D =陰線の出来高の総量
U =十字線の出来高の総量
RSIと同じように、0~100の間で推移し、70レベル以上は出来高の観点からみて上昇過熱、30レベル以下は下降過熱と判断できます。
8.出来高の大きさを反映したローソク足
このインジケーターは、出来高の大きさに比例して横幅が変化するローソク足をサブウィンドウに表示します。
9.最大/最小出来高を検出するインジ
このインジケーターは、以下の期間の最大出来高&最小出来高を検出するとバーの下にラベルが表示されます。
直近1年間 6か月 3か月 1ヵ月 1週間
※ラベルにマウスカーソルを重ねると、詳細が確認できます
また設定の「Report Tables」をチャックすると、各期間での最大出来高や最小出来高の発生日時を確認できます。
Custom Volume - Periodic Peaks & Troughs + Alert
10.ネットボリューム
このインジケーターは、指定期間における陽線の出来高の総量と陰線の出来高の総量の差をプロットします。
ネットボリューム=Σ(陽線の出来高)-Σ(陰線の出来高)
0以上は陽線の出来高の総量が陰線の出来高の総量を上回り、0未満は陰線の出来高の総量が陽線の出来高の総量を上回っていることを示しています。
また次のインジケーターは、「ネットボリューム-そのSMA」をサブウィンドウにプロットし、0レベルのクロスをアラートで知らせることができます。
net volume of positive and negative volume buy and sell alert
11.出来高情報をパネル表示するインジ
このインジケーターは、次の3つの出来高の数値をチャート右下に表示します。
- 現在の足の出来高
- 出来高の変化量(=現在の足の出来高-1本前の足の出来高)
- 直近20本の足の平均出来高
また次のインジケーターは、任意の6つの時間足における以下の数値をパネル表示します。
- 前回終値と比較した価格変化率
- 前回SMA値と比較した価格変化率
- 前回出来高と比較した出来高変化率
- 前回出来高SMA値と比較した出来高変化率
12.買い売り別出来高
このインジケーターは、指定期間における陽線の平均出来高と陰線の平均出来高を個別に測定します。
陽線の平均出来高は緑のバー、陰線の平均出来高は赤色のバーで表示され、相場の支配側が正の領域でプロットされます。
また設定の「Buy to Sell Convergence / Div OSC」にチェックを入れると、陽線の平均出来高と陰線の平均出来高の差で計算したMACDを表示します。
BUY & SELL VOLUME PRESSURE by @XeL_Arjona
また次のインジケーターも、買いの出来高と売りの出来高を個別に表示します。
さらに設定の「Buy Sell Volume Barcolor」にチェックを入れると、ローソク足の色が買いの出来高が売りの出来高を上回るとき緑色、売りの出来高が下位の出来高を上回るとき赤色で表示されます。
13.標準偏差つき出来高
このインジケーターは、出来高にボリンジャーバンドのミドルバンドと上部バンド、上部バンド×1.2を追加表示します。
また、出来高SMA(期間2)が上部バンドを超えるとアラートで知らせることもできます。
14.上位足のローソク足と出来高をサブウィンドウに表示するインジ
このインジケーターは、上位足のローソク足と出来高、現在形成中のローソク足の残り時間をサブウィンドウに表示します。
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Multi Time Frame Candles with Volume Info / 3D
15.出来高ベースのレジサポライン
このインジケーターは、出来高の変化率が閾値を超えると、その出来高が大きい足の前のローソク足高値・安値に水平線を引きます。
関連:TradingView|レジサポラインを引いてくれるインジケーター27選!
また次のインジケーターは、次の条件を満たすときそのローソク足高値(安値)に水平線を引きます。
(出来高-平均出来高)>出来高の標準偏差×係数
16.終値×出来高
このインジケーターは、ローソク足終値に出来高を掛けた数値をサブウィンドウに表示します。
17.出来高MACD
このインジケーターは、価格の代わりに出来高をデータとして計算したMACD(MACD線、シグナル線、ヒストグラム)を表示します。
18.Relative Volume
このインジケーターは、出来高の相対値(RVOL)を次の計算式で算出します。
RVOL = 現在の出来高 ÷ 平均出来高
RVOLは特定期間における出来高の変化量を調べるのに役立ち、RVOLがEMAまたは閾値を超えるとアラートで知らせてくれます。
19.出来高バンド
このインジケーターは、出来高に3本のバンドを表示し、超高出来高、高出来高、平均出来高、低出来高に区分けします。
20.価格と出来高の相関係数
このインジケーターは、価格と出来高の相関係数を測定表示します。
1に近づくほど価格と出来高の正の相関性が高く、-1に近づくほど価格と出来高の負の相関性が高いです。