チャートを見ている時、アメリカやロンドンの現在時刻を把握していますか?
欧米トレーダーの取引の時間帯や休憩時間を意識することは、FX相場の時間帯別値動きを把握するうえで重要です!
そこでこの記事では、チャートに各国の現在時間を表示するMT4・MT5インジケーターを紹介します。
各市場の現地時間を表示するインジケーターの紹介!
「Market Time Pad」は、FXにおける4つの主要市場である、NY・ロンドン・東京・シドニーの現在時間を表示するインジケーターです。
時刻の設定
各国の時刻は、GMTで調整できます。
サマータイムを導入している国は、夏時間・冬時間でGMTの数値を変更してください。
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各国のGMTは、次のように設定します。
GMTの設定 | 夏時間 | 冬時間 |
---|---|---|
東京:TokioGMT | 9 | 9 |
シドニー:SydneyGMT | 10 | 11 |
ロンドン:LondonGMT | 0 | 0 |
NY:NewYorkGMT | -4 | -5 |
※「GMT Offset」は、デフォルトの0のままでOK
たとえば2月1日の場合、ニューヨークは冬時間なのでGMT-5に、シドニーは夏時間なのでGMT+10にします。
※シドニーは南半球にあるため、毎年10月の第1日曜日から4月の第1日曜日までが夏時間になります
アラートの設定
MT4・MT5サーバーの時間が次の3つの市場オープン時になると、アラートで通知することもできます。
・ASIAstop:アジア市場のオープン時
・EUROPEstop:欧州市場のオープン時
・USAstop:NY市場のオープン時
「true」にすると、アラート機能を有効化できます。
通知方法は、次の3つです。
・AlertT:アラート通知
・Mail:メール通知
・Push:ポップアップ画面通知
また、曜日別に特定の時刻になるとアラートが鳴るようにすることもできます。
・TimeSecondsToStop =アラートの秒数
・MondayTimeStop:月曜日のアラート時刻
・TuesdayTimeStop:火曜日のアラート時刻
・TuesdayTimeStop :水曜日のアラート時刻
・TuesdayTimeStop :木曜日のアラート時刻
・FridayTimeStop :金曜日のアラート時刻
例:MT4サーバーの時間がGMT+3の場合
月曜日の16:00(日本時間/GMT+9)にアラートセットしたい場合は、「MondayTimeStop=10:00」にします。
16-(9-3)=10
表示の設定
デフォルトでは次のように表示されますが、すこし画面が見にくいです。
次の2つの方法で画面を少しスッキリできますよ!
方法1
サーバー時間を選択し、「ラベルプロパティ」をクリックし、フォントの色を黒にします
これでサーバー時間が消えます。
方法2
「ASIA,EUROPE,AMERICA」の文字を選択し、「削除」をクリック
ダウンロードサイト
MT4版|Market Time Pad
MT5版|Market Time Pad
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
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