この記事では、ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドの位置関係を視覚化するMT4&MT5インジケーターを紹介します。
2つのバンドの位置関係は、ブレイクアウト手法やボラティリティ分析に役立つので、よければ参考にしてください!
詳細:ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドは相性抜群!使い方4選!
【MT4&MT5】ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドの位置関係を視覚化するインジケーター
これは、ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルの各バンドの位置関係をサブウィンドウに表示するMT5インジケーターです。
- ヒストグラム=正:ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの中にある=ボラティリティ縮小中
- ヒストグラム=負:ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの外にある=ボラティリティ拡大中
また、ヒストグラムが負の領域で長期間推移している局面は、強いトレンドやブレイクアウトが発生しています。
ヒストグラムが0水準を上抜けるとトレンドの勢いが低下しているサインであり、調整相場への移行やトレンド終了が近いことを示唆しています。
逆にヒストグラムが正の領域で長期間推移して大きな山を形成している局面は、ボラティリティの小さいスクイーズを形成しています。
特に、ヒストグラムが大きな山を3個以上で連続しているポイントでは、ヒストグラムが0水準を下抜けると大きなトレンド発生につながることが多いです。
MT4でこのヒストグラムを表示したい場合は、次のインジケーターがあります。
- 正のヒストグラム:BBバンドがケルトナーチャネルの外側にある
- 負のヒストグラム:BBバンドがケルトナーチャネルの内側にある
また、モメンタム指標も表示されます。(点線ライン)
この3つのインジケーターを利用したブレイクアウト手法は、著書『フルタイムトレーダー完全マニュアル』で紹介されています。
私が探しているのは市場に動きがない期間だ。そのときボリンジャーバンドの幅はケルトナーチャネルの内側に収まるほど狭くなる。
これはボラティリティが低下し、市場が小休止して次の動きに向けてエネルギーを貯めこんでいることを示している。
ケルトナーチャネルの内側にあったボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの外側に戻った時がトレードせよという合図だ。
買うべきか売るべきかは、12期間モメンタムが決める。モメンタムがゼロを上回っているときは買い、下回っているときは売りだ。
他にもチャート左上で次の6つの情報が表示されます。
・日足のATR
・今日のレンジ幅→ 1日の平均値幅をFXに活かす3つのトレード戦略
・ADX
・RSI
・MACD
・ストキャスティクス
ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルのスクイーズをハイライトするMT5インジケーター
これは、ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの内側に潜った時に、その部分を色塗りして強調するインジケーターです。
ハイライト部分が長いほど、その後に強いブレイクアウトが発生する可能性が高いです。
ボリンジャーバンドのスクイーズをブレイクアウト手法のセットアップに利用している方におすすめのインジです。