この記事では、次のような高値安値のラインを自動表示するMT4インジケーターを4つ紹介します。
関連 【MT5】高値安値にラインを自動表示するインジケーター6選!
1本前の1時間足・4時間足の高値・安値
このインジは、1時間足・4時間足・日足・週足の各時間軸における、1本前の足の高値・安値の水準をチャートに表示してくれます。
※日足の水準は前日の高値安値、週足の水準は先週の高値安値になります
これらの水準は、下位足でレジサポラインとして機能します。
また、MTF分析など、現在の価格と上位足のローソク足の高値安値の位置関係を調べたい方におすすめです!
設定
各水準は、設定で個別に色を変更できます。
前日・先週・先月の終値・高値・安値
これは、前日・先週・先月の終値・高値・安値の水準をチャートに表示するインジケーターです。
上の1時間足では、前日高値安値と先週の高値安値の4つの水準を表示しています。
設定
・Precision:ここは無視してOKです
・Period:期間の指定。前日(Previous day)、先週(previous week)、先月(previous month)の3つから選びます
1つのインジケーターで、上の3つのうち1つの期間の水準のみチャートに表示できます。
前日・先週・先月の3つの水準をすべて表示したい場合は、このインジを3つチャートに張り付けて、「Period」を上の3つに割り当ててください。
・Periods to calculate:水平線を表示する数
たとえば「Period=Previous day、Periods to calculate=3」にすると、直近3日間において各前日高値・安値・終値がチャートに表示されます。
このパラメーターを大きくすれば、過去にさかのぼって前日高値安値などの各水準をチャートに表示できるので、過去検証やチャート研究に役立ちますよ!
・Hours(Minutes) shift:水平線を時間単位(分単位)で左右にシフトする。ここは0にします
・Buffer visibility:終値・高値・安値の水準の表示の有無。いずれかを非表示にしたい場合は、「false」にします
・Probe visility:各水準の価格表記を非表示にしたい場合は、「false」にします
各ラインの色は、設定の「色の設定」タブで変更できます。
High, Low and Close of the previous day, week or month
※MT4内では、「common sr」という表記になっています
※2日前や3日前の最高値・最安値の水準にラインを表示したい場合は、「3DaysHiLo」というインジケーターがおすすめです。
詳しくは、「3DaysHiLo|前日高値安値や2日前の高値安値を自動で引くMT4インジケーター」で紹介しています。
直近n日間における最高値・最安値
これは、直近n日間における最高値・最安値に水平線を引いてくれるインジケーターです。
最高値は緑の点線、最安値は赤い点線でチャートに表示されます。
上の30分足チャートでは、直近3日間における最高値・最安値にラインが引かれています。
また、画面左上でその2つの水準の価格が確認することもできます。
設定
Days:最高値・最安値の期間n
たとえば「Days=2」では、当日&前日における最高値・最安値を表示し、「Days=5」では当日を含め直近5日間の最高値・最安値を表示します。
※バグなのか、「Days=1」は当日の最高値・最安値ではなく、「Days=2」と同じように当日&前日における最高値・最安値を表示してしまうので注意してください
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
東京・EU・NY市場の高値・安値
これは、東京・EU・NYの3つの市場をボックスで囲んでくれるインジケーターです。
ボックスの上限下限は、各市場の高値安値の水準になります。
設定
・NumberOfDays:ボックスを表示する日数
各市場の始まり・終わりの時間も調整できます。時間はGMT+2/+3で設定します。
たとえば、各市場の時間帯を次のようにしたい場合、
市場の時間帯
・東京市場:9時~14時
・EU市場:15時~22時
・NY市場:22時~6時
以下のように設定します。(GMT+3)
・AsiaBegin:02:00
・AsiaEnd:07:00
・EurBegin:08:00
・EurEnd:15:00
・USABegin:15:00
・USAEnd:23:00