この記事では、TradingViewチャートで、レンジ相場を自動検出するインジケーターを5つ紹介します!
レンジボックスの検出インジ
このインジケーターは、レンジ相場を検出し、そのレンジ上限・下限水準に水平線を表示します。
検出するレンジは、設定の2つのパラメーターで定義されます。
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1まず「Loopback Period」で、レンジの最高値/最安値を決める範囲を決めます(検出するレンジの規模)
数値を大きくすると、大きなレンジを検出することができます。
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2次に、「Min Consolidation Length」でレンジの最小横幅をローソク足で指定します
この本数以上のローソク足がレンジの最高値/最安値内に収まればレンジと判定します。
レンジ検出後ブレイクアウトが発生していない範囲は、レンジの上限・下限水準のラインが延長され、延長ゾーンは色塗りされます。
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※似たインジケーターとして、こちらもあります
いろいろなスケールのレンジを検出するインジ
このインジケーターは、ローソク足数本~数十本で形成する、いろいろなスケールのレンジボックスを自動検出します。
レンジボックスを検出すると、その一連のローソク足がハイライトされます。
Consolidation Ranges [kingthies]
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ADXでレンジを検出するインジ
このインジケーターは、ADXの数値が指定した水準を下回ると、レンジ相場と判定して、その一連のローソク足をボックスで囲みます。
ADXが閾値を下回る間、レンジボックスは延長し、ADXが閾値を超えるとボックスが停止します。
上のチャートでは、ADXが20レベルを下抜けると、レンジボックスがチャート上に表示されます。
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設定
ADX Threshold:レンジ判定するADXの閾値
Box Mode:レンジの上限・下限水準を決定する方法。Extremes=しきい値を下回る範囲での最高値と最安値を、それぞれレンジの上限・下限とします。Avg.High/Low=範囲内のローソク足の高値安値の平均値を、それぞれレンジの上限・下限とします
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EMAつきレンジボックスインジ
このインジケーターも、いろいろなスケールのレンジボックスをチャートに表示します。
また、EMAもチャートに表示され、レンジボックスのブレイクアウト方向を予測するツールとして役立ちます。
- レンジが上向きEMAの上で形成:上昇ブレイクアウトの成功率高い
- レンジが下向きEMAの下で形成:下降ブレイクアウトの成功率高い
設定
Connect Ranges:ボックス間をラインで繋ぐ
Show MidLine:レンジの中間水準にラインが表示される
Highlinght Consolidationi:ボックス内部を色塗りする