この記事では、高値安値にラインを表示するMT5インジケーターを6つ紹介します。
下のように、様々な高値安値を自動でチャートに表示してくれるので、お好みのインジケーターがあれば、ぜひ活用してみてください!
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LT Day High Low
このインジケーターは、直近n日間の最高値・最安値に水平線を引いてくれます。
例1:直近2日間の最高値(=前日の高値)・最安値(=当日の安値)
例2:直近5日間の最高値(=前日の高値)・最安値(=4日前の安値)
また、価格がこの2本の水平線に到達したとき、アラートで知らせてくれる機能も搭載しています。
設定
・Days:最高値・最安値を決定する期間n
・Shift in pips:数値(pips)分だけ、水平線を高値安値から離して表示します
・Alert when price reach high or low:アラートを有効化したい場合は、「true」にします
※上のサイトでインジケーターをダウンロードできない場合は、「MT4・MT5インジケーターがダウンロードできない場合の解決策」をご覧ください
HighLowClosePeriods
これは、前日高値安値や先週・前月の最高値・最安値の水準に水平線を引くインジケーターです。
※詳しい設定方法は、『【MT5】前日高値安値にラインを表示するインジケーター』をご覧ください
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Auto Support and Resistances
これは、価格が何度も上下に反転を繰り返している高値・安値の水準にを自動で水平線を引いてくれるインジケーターです。
下の30分足チャートでは、直近の相場の高値安値にもとづいて合計13本のレジサポラインが表示されています。
設定
水平線を引くスケールや間隔は、次の3つのパラメーターで調整できます。
・Timeframe to analyze S&R Zones:水平線を引く時間足
ここは基本、表示しているチャートの時間足に設定します。
また、下位足チャートで上位足のレジサポラインを表示することもできます。下の5分足チャートでは、30分足にもとづくレジサポラインを表示しています。
・How mani days back to draw S&R zones?:水平線を引くために分析する相場の日数
たとえば「2」では、当日および過去2日間の相場にもとづいて水平線を引く水準が算出されます。
数値を大きくするほど、広い価格帯において水平線を表示することができます。
・Agglutinate lines closer than N ticks:水平線の間隔
水平線の間隔を大きくして、水平線の表示数を減らしたい場合は、この数値を大きくしてください。
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Daily Open Line
これは、今日の始値(オープン価格)の水準に水平線を引いてくれるインジケーターです。
オープン価格は当日の相場で、レジサポラインとして機能しやすいのでぜひ注目してみてください!
OHLC Lines
これは、当日の最高値・最安値・始値・前日の終値の4つの水準に水平線を引いてくれるインジケーターです。
当日の最高値・最安値は、価格がその水準を超えるたびに引き直され、前の最高値・最安値の水準もチャートに残ります。
設定
各ラインの色は、設定画面で変更できます。
・Open D:当日の始値
・High D:当日の高値
・Low D:当日の安値
・Close D:前日の終値
Support and Resistance
このインジケーターは、フラクタルが示す高値・安値に短い水平線を引いてくれます。
これらのラインはレジサポラインを引く候補になるので、チャートに水平線をガンガン引きたい方におすすめのインジになります!