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2023/5/15

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2023/5/11

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2023/5/8

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2023/4/28

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2023/4/21

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【FX】エリオット波動5波を狙う順張り戦略を解説!

2021年6月20日

 

エリオット波動3波目は取れる値幅は大きく、うまくトレードすれば大きく稼げます。

しかし、トレンドの最初の押し・戻りでのトレードのため、トレンドの初動を捉える技術が必要であり難易度が高いです。

 

そのため、初心者の方はエリオット波動5波でのトレードがおすすめ!難しい3波ではなく5波を確実に狙うことで勝率を改善することができます。

そこでこの記事では、エリオット波動5波のトレード戦略と、1時間足と5分足を使った実践トレードを解説します。

 

エリオット波動5波を狙うトレード戦略

ここでは上昇トレンドでのエリオット波動で解説します。下降トレンドでも同様の戦略が使えます。

 

ポイント1

  • 高値安値がそれぞれ前回の高値安値を上回っている1~4波をカウントし、エリオット波動5波が生じるポイントを特定する

ZigZagインジケータを使うと、エリオット波動のカウントが簡単にできます。ZigZagのパラメータは、(12,5,3)や(5,3,3)がおすすめです。

ZigZagで表示された高値安値をもとに、波動のカウントをしましょう。

また高値や安値が切り上がっていない場合、エリオット波動理論のルールでは、3波4波をカウントできないので注意してください。

※エリオット波動のカウント方法については、下記の記事も参考にしてください

エリオット波動のカウント法【客観性99.9%の数え方】
【MT4】エリオット波動のカウントに役立つインジケーター5選!【自動描画・目標水準算出】

 

ポイント2

  • エリオット波動3波の上昇角度を測定し、トレンドの強さを調べる

上昇波の角度は、MT4ではツール「角度によるトレンドライン」を使って測定することができます。

角度によるトレンドラインを、3波のZigZagラインに重ねて角度を測定します。

 

補足

また、TradingViewでもトレンドラインの角度が測定できます。

詳しくは→【TradingView】トレンドラインの設定&便利機能まとめ

 

エリオット波動3波の勢いの強さから、次のように5波目の反発するフィボナッチ・リトレースメント(FR)の水準の目安がわかります。

  1. 3波の上昇角度:5°~30°
    → FR61.8%の深い押し目が入りやすいです。トレンドの勢いが弱いので、5波が3波の高値を超えられない可能性があります
  2. 3波の上昇角度:30°~50°
    → FR38.2%や50%の押し目が入りやすいです。安定した上昇角度であり、5波がきれいに伸びやすい傾向があります
  3. 3波の上昇角度:50°~65°
    → 3波は上昇の勢いが強く、FR23.6%や38.2%の浅い押し目が入りやすいです
  4. 3波の上昇角度:65°~85°
    → 3波は急角度の強い上昇であり、FR23.6%や38.2%の浅い押し目が入りやすいです。ただし、3波が大きく急騰した場合、5波で上昇せず大きく急落しやすいので注意してください

参考:トレンドラインの角度でトレンドの強さを分析する方法&戦略 !【4つのパターンに分類】

 

ポイント3

  • 1波の安値&3波の高値と3波の安値&3波の高値のそれぞれを基点とする、2つのフィボナッチ・リトレースメントを引き、エリオット波動5波の押し目の反転水準を探ります

下のチャートのように、2つのフィボナッチ・リトレースメントの水準が重なるゾーン(コンフルエンスエリア)は、強力なサポートラインとして機能するため、良い押し目買い水準になります。

コンフルエンスエリアでの反発上昇で、5波を狙う押し目買いを仕掛けましょう。

参考図書:ディナポリの秘数フィボナッチ売買法 ─押し・戻り分析で仕掛けから手仕舞いまでわかる

 

 

ポイント4

  • 1波と3波のうち、上昇幅が短いほうの波を基点にフィボナッチ・エクスパンション(FE)を引き、5波の利食い水準を算出する

上昇幅が1波<3波の場合

  1. 5波の上昇幅は、1波とほぼ同じ(FE100.0)になりやすいです
    → 1波≒5波<3波
  2. フィボナッチ・エクスパンションは、1波の安値・高値と4波の安値(上図の点a、b、e)の3点を基点に引きます
    → 1波のFE100.0が利食い候補です

上昇幅が3波<1波の場合

  1. 5波の上昇幅は、3波の上昇幅の61.8%(FE61.8)になりやすいです
  2. 5波は3波より出来高が少なく、トレンドの勢いが弱いので、3波と同じ長さ(FE100.0)にはなりにくいです
    →5波<3波<1波
  3. フィボナッチ・エクスパンションは、3波の安値・高値と4波の安値(上図の点c、d、e)の3点を基点に引きます
    → 3波のFE61.8が利食い候補です

 

ポイント5

  • 5波を狙うトレードの第1利食い水準は、3波の高値
  • 第2利食い水準は、1波のFE100.0または3波のFE61.8(ポイント4参照)

5波では上昇力が衰え、3波の高値を上抜けないケースもよく見られます。

そのため、3波の高値上で全ポジションを決済するのはリスクが高いです。半分のポジションを3波の高値到達で利食いするのが安全です。

そして残りのポジションは、3波の高値上にある1波のFE100.0(or3波のFE61.8)で決済しましょう。

 

 

エリオット波動5波を狙う実践トレード解説

1時間足のエリオット波動5波を5分足で仕掛けるトレードを解説します。

 

1時間足のチャート分析

直近高値Aを上抜け、上昇トレンドが発生しています。

ポイント1

下降トレンドの直近高値Aを上抜けたら、上昇トレンドのエリオット波動1波をカウントします。

その後、高値安値を切り上げ、波動2波・3波・4波をカウントしました。

 

ポイント2&3

3波の上昇角度は58.8°です。戦略2より、5波はFR23.6%~38.2%の浅い押し目で反発上昇すると予測できます。

有力な押し目買い水準は、次の2つです。

・3波のFR23.6%
・3波のFR38.2%+1~3波のFR23.6%(コンフルエンスエリア)

 

ポイント4&5

上昇幅は3波<1波なので、3波の高値安値を基点にフィボナッチ・エクスパンションを引きます。

今回のトレードの利食い候補は、次の2つです。

・第1利食い:3波の高値
・第2利食い:3波のFE61.8

 

5分足を使った仕掛け

1時間足5波の押し目買いポイントを、5分足チャートで見てみましょう。

エントリー&損切り

3波のFR23.6%付近で下降トレンドラインが引きます。

この下降トレンドラインを上抜け、トレンドラインとキリ番111.500が重なるポイントで反発上昇したら買いを仕掛けます。

損切り注文は、キリ番111.500円の下に置きます。

 

補足:3波の高値について

上のチャートのように3波の高値は、レジスタンスラインとして意識されています。そのため、半分のポジションを3波の高値到達で利食います。

また、上抜けるとサポートラインに転換するため、3波の高値反発は押し目買い(買い増し)のポイントになります。

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