この記事では、MT4で使えるボリンジャーバンドのおすすめインジケーターを13個紹介します!
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目次
表示/非表示を切り替えることができるボリバン
このインジケーターは、ボリンジャーバンドと移動平均線をチャートに表示します。
チャート右端のボタン「Bollinger on」「Trend filter on」をクリックすると、ボリンジャーバンドや移動平均線の表示のON/OFFを切り替えることができます。
また、ボリンジャーバンドや移動平均線のラインの色は、トレンドの方向に合わせて変化し、上昇トレンドでは緑色、下降トレンドでは赤色になります。
過去検証に役立つボリバンインジケーター
このインジケーターは、垂直線を動かして、指定した日時以降のボリンジャーバンドを非表示にすることができます。
「Hidden Candles」のインジケーターと組み合わせることで、過去チャートを手動で動かすことができ、裁量バックテストやトレード練習に役立ちます。
関連:【MT4&MT5】過去のチャートを動かすインジケーターの紹介!【リプレイ機能】
ボリンジャーバンド%B
このインジケーターは、ボリンジャーバンドの指定したσバンドに対する、価格の相対位置を測定表示します。
計算式
- %b=(終値--2σバンド)÷(+2σバンド--2σバンド)
MACDやRSIにボリンジャーバンドを表示するインジ
このインジケーターは、ボリンジャーバンドつきMACD線をサブウィンドウに表示します。
MACD線とボリンジャーバンドの位置関係でMACD線の過熱感を発見したり、バンド幅でMACD線の変動率を調べることができます。
設定
FastLen:MACD線を構成する短期EMAの期間
SlowLen:MACD線を構成する長期EMAの期間
Length:ボリンジャーバンドの期間
StDv:標準偏差
また次のインジケーターでは、RSIにボリンジャーバンドを表示します。
RSIがボリンジャーバンドを外抜けたのち内側にクロスすると、矢印が表示されます。
RSIボリンジャーの使い方について学びたい方は、書籍『簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード』がおすすめ!
ボリバンとATRバンドを表示するインジ
このインジケーターは、ボリンジャーバンドとATRバンドの2つを表示します。
ATRバンドの計算式
- 上部バンド=SMA+ATR×係数
- 下部バンド=SMA-ATR×係数
Toptahlil Bollinger and ATR Bands
ATRTバンドに似たテクニカル指標にケルトナーチャネルがあります。
ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドを組み合わせた使い方は『ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドは相性抜群!使い方4選!』で解説しています。
BBストップ
これはボリンジャーバンドを使ったトレーリングストップ系インジケーターです。
たとえば上昇トレンド時は、下部バンド(-1σや-2σバンド)を基準にし、下部バンドが上昇するときはこのラインも同じ軌跡を描き、下部バンドが下落するときはこのラインは水平に推移します。
ローソク足終値でラインを下抜けるまで上昇トレンドを追跡してくれるため、トレーリングストップに利用でき、またトレンド転換の発見に役立ちます。
EMA版ボリンジャーバンド
このインジケーターは、SMAの代わりにEMAやSMMA(平滑移動平均線)、WMAをミドルラインとしたボリンジャーバンドを表示します。
たとえば、EMAボリンジャーバンドの±2σバンドは次の計算式で算出されます。
- +2σバンド=EMA+σ×2
- -2σバンド=EMA-σ×2
MAの種類は設定の「Moving Average Method」で変更できます。
ボリバンとRSIを使った逆張りシグナル
このインジケーターは、ボリンジャーバンドとRSIが次の条件を満たすとき、そのローソク足にマークが表示され、アラートで知らせてくれます。
逆張りシグナルの条件
- 価格がボリンジャーバンドを外抜け、このときRSIが買われすぎ(70%)、または売られすぎ(30%)の水準を超える
→丸マークの表示 - バンド内部に価格が回帰する
→矢印マークの表示
複数時間足のボリバンレベルに水平線を引くインジ
このインジケーターは、5分足~月足の8つの時間足のボリンジャーバンドの現在のレベルに水平線を引きます。
上位足のボリンジャーバンド±2σの水準は、下位足チャートで強力なレジサポラインとして機能します。
また、設定の「Enable Comments」にチェックを入れると、各時間足のボリンジャーバンドのσバンドとミドルバンドの価格と、現在価格からの距離(単位:ポイント)が一覧表示されます。
上位足のボリンジャーバンドを表示できるインジ
このインジケーターは、複数の上位足ボリンジャーバンド(1分足~月足)をチャートに表示できます。
チャート左上のパネルのチェックボタンにチェックを入れると、その時間足のボリンジャーバンドがチャートに追加されます。
各時間足のボリンジャーバンドの表示/非表示を1クリックで切り替えることができます!
各ラインの右端に、その時間足やラインの種類が表示されます。
例
M5 Upper Band:5分足の+2σバンド
H1 Main Band:1時間足のミドルライン
Multi Timeframe Bollinger Bands
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サブウィンドウに複数時間足のボリバンつきローソク足を表示するインジ
このインジケーターは、サブウィンドウに1分足~月足の9つの時間足のボリンジャーバンドつきローソク足を表示します。
関連:MTFボリンジャーバンドの見方&エントリーポイントを解説
設定
Timeframes:表示したい時間足を入力
Candle per TF:各時間足のローソク足の本数を変更できます
Background Color:チャート背景が白系の場合は、Whiteにします
また、次のシグナルでアラートやポップアップ画面で通知するように設定することもできます。
Alert at UpperLoewr band Cross:価格と上部(下部)バンドのクロス
Alert at Midband Cross:価格とミドルバンドのクロス
Alert at candle Close:ローソク足の確定
ボリバンのブレイクアウトでアラートが鳴るインジ
このインジケーターは、ボリンジャーバンドをブレイクアウトしたときにアラートやポップアップ画面で通知してくれます。
設定の「Alert Signal When」で、アラートが鳴るタイミングを変更できます。
- On Break Out of Bands:価格がバンドを外抜けたとき
- On Re-Enter In Bands:価格がバンド内部に回帰したとき
Bollinger Band Alert Super Buy Sell Zone
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バンド幅をボラティリティ分析するインジ
このインジケーターは、ボリンジャーバンドのバンド幅の拡大(エクスパンション)と縮小(フラット)を識別し、ヒストグラムの色で知らせてくれます。
- エクスパンション:相場のボラティリティが活性化し、相場が活発に動く
→上昇トレンドは緑色のヒストグラム、下降トレンドは赤色のヒストグラム - フラット:相場のボラティリティが落ち着き、横ばいした動きになる
→灰色のヒストグラム
またヒストグラムの色が変化すると、ローソク足上に矢印マークが表示されます。
バンド幅がフラットと定義するパラメーターは、「Flat factor」で決定します。
Flat factorは相対的なパラメーターで、数値が大きいほどフラットと識別される範囲が広くなります。